気分やさんの気ままなブログ

【定点観測と経営ゲームのつながり】

【連続投稿26日目 1547投稿目】

【作成日時:4/15 18:45~19:05、21:05~21:46、61分】

 

 昨日に紹介した井上先生から少し前に、以前書いた【定点観測は「自分で決める」もの】の投稿についてブログを書かれていました。

terakoya-juku.com

前半部分は寺子屋塾以前に働いていた進学塾に勤めていた時に思い浮かんだ仮説を寺子屋塾という形で検証したことを書いています。

その塾では、毎年平均して150名ほどの

卒業生がいましたので、

わたしは7年間で約1000人程の

小中学生と関わりました。

 

7年間をふりかえって、

その約1000人の卒業生を見渡してみたとき、

その学習塾に入ってから

飛躍的に成績が伸びた生徒に

共通項があることに気がついたんですが、

それがその塾に

「自分で入塾することを決めた生徒」だったのです。

 

もちろん、成績が飛躍的に上がったことは

ひとつの結果にすぎないわけですし、

成績が上がったことと

自分で入塾することを決めたこととの間に

因果関係があると証明されたことにはなりません。

 

つまり、「学ぶことを自分で決めているかどうかが、

 学んだ成果がその人の大事な糧となるかどうかを

 大きく左右する」というのは

ひとつの仮説にすぎないからです。

 

そうした体験があったので、

わたしが寺子屋塾を始めた動機のひとつが、

「学ぶこと、体験することを

 自分で決めているかどうかが、

 その体験がその人にとって大事な糧と

 なるかどうかを大きく左右する」という仮説を

きちんと検証したかったことにありました。

 

そして、その検証の結果は、

こうしてわたしが30年にわたって

寺子屋塾を続けられていること自体にあり、

その成果の一端を

こうしてブログ記事として

日々書き続けているわけなんですが。

 

そして後半には「無目的に取り組む」ということについて、響月ケシーさんを引き出しにしています。

こちらも井上先生の投稿から一部を引用しますね。

わたし自身、

この寺子屋塾の30年間をふりかえってみても、

最初はまったく意味などわからずに

始めたことでした。

・・・

30年前の自分に見えていた世界とは

まったく違うところに

やって来てしまったという感覚が強くあり、

この30年間にわたしが

寺子屋塾の実践を通して学んできたことは

測り知れないほどの厖大なものだったので。

 

こちらの記事で響月ケシーさんが

この宇宙にあるもので、

私たちの目に見えるものっていうのは

わずか4.9%という話をされていました。

 

わたしは、自分に意識できる範囲というのも

この割合に近いんじゃないかと

考えているんですが、

つまり、自分に意識できていない世界の方が

圧倒的に多いわけです。

 

となると、やる前から計画を立てたり、

目的を持って何かをするということは、

そのわずか4.9%の範囲のことでしかなく、

仮にそれが達成できたとしても、

そんなに大したことではないんじゃないかと。

 

無目的に坦々とやり続けるというのは、

いまの自分にわかっている

4.9%の範囲ではなく、

いまの自分にはわかっていない

残りの95.1%の方に

アプローチするってことですから。

 

またケシーさんは、動画の4本目

自分自身の見張り役になって、

見えていない潜在意識を

自己管理することの大切さを

話されていたんですが、

どうしてそれが

幸運の波の発動条件の一番最初であり、

また、それだけでもやり続ければ

人間は十分に幸せになれるというのが

なぜなのかということを

板倉くんの記事を読みながら、

わたし自身もまた改めて納得した次第です。

寺子屋塾に行った時にもこの投稿についての話もしたのですが、強調部分の「幸運の波の発動条件」が以前投稿したある話にもつながるのです。

それは経営ゲーム塾の振り返りの際に書いた「自由意志と運」の話につながるのです。

itasan-kibunyasan.hatenablog.com

自由意志とは自分でどうするか選べること、運とは自分の力ではどうにもならないことです。

自由意志というのが「自分で決める」ことにあたるのですよね~。

ですから定点観測することは自分でどうこうできるかどうかを見極めることにもつながり、結果として運や環境に振り回されなく自分に軸を置けることにもつながるのではないかと思います。

そしてこれを読んでウンウンとうなずくことは「わかる」ということでしょうが、それに対して経営ゲームというのは「できる」にあたることだと思います。

 

 「わかる」と「できる」の両輪を連動させることについてはもっと考えたいなと思っています。

 

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今後のイベント予定

3/10(日)13:00~17:00 経営ゲーム塾B @寺子屋塾

☆定点観測を一緒に取り組みたい人、随時募集中です(^ ^) 定点観測についてはこちらをどうぞ!

☆個別インタビューゲームについても随時募集中です!

【それまでの世界がさらに広がった】

【連続投稿25日目 1546投稿目】

【作成日時:4/14 23:28~24:11、43分】

 

 一昨日から僕のワークショップ・ファシリテーション観に影響を与えた人として上田先生、しらさんと紹介してきました。

itasan-kibunyasan.hatenablog.com

itasan-kibunyasan.hatenablog.com

僕の考え方の変容の大きな流れを語る上で欠かせない3人目は、もう僕のブログやどこで学んでいるか知っている人であればお分かりでしょうが、寺子屋塾の井上淳之典先生です。

寺子屋塾は僕が大学を卒業して社会人になった年の9月から通っているところで、もうじき8年になろうとしています。

井上先生が何をしてきた人かというと進学塾の講師を経て寺子屋塾を開塾したことに加えてインタビューゲームなどのワークショップ、ファシリテーションなどの講座、起業支援などもしています。

対象も市民に対して大学生、NPOなど様々です。

ただ井上先生を語る上ではそういった肩書より見識・価値観の広さと深さです。

具体的にどのようなことを考えているような人かは寺子屋塾のブログをご覧ください。

terakoya-juku.com

ページの見出しの中にも含まれていますが「教えない教育」を実現しています。

自分の軸となる理念については、まだ僕自身の理念が明確化できていないものの、井上先生の理念とはかなり近しいことには違いありません。

 

 昨日・一昨日に紹介した上田先生・しらさんのおかげでワークショップやファシリテーションについて深められました。

その後に井上先生とは出会ったわけですが、簡単にいえば世界が広がりました。

それまではワークショップといった手法やその周辺部分までのところが世界の一番外でした。

それが井上先生によってそもそもとしてコミュニケーションをする、対話するとは何か、人の関係性、自分個人、自分と相手1対1の関係、自分と社会あるいは集団の関係、と見る世界が広がったのです。

世界が抽象度が上がったといってもいいかもしれません。

それによってこれまでのワークショップ・ファシリテーション観も深化したのです。

 

 ということで3人のことを3回に分けて書いてきました。

実はこの3人については1年ほど前からまとめておこうと思っていました。

というのも間違いなくこれからも大切にする考え方であり、またブログでも触れることがあるはずです。

そこで簡単にまとめておいたものがあれば、その都度ひもづければよくなります。

ちょうど上田先生としらさんがつながるような出来事があったおかげでようやく書くに至りました。(^ ^;)

 

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【学びのプロセスを大切にしている体験学習】

【連続投稿24日目 1545投稿目】

【作成日時:4/13 23:08~23:42、34分】

 

 僕のワークショップ・ファシリテーション観に影響を与えた人で、昨日は1人目の上田先生について書きました。

itasan-kibunyasan.hatenablog.com

 

 ということで今日は2人目になりますが、それがしらさんこと白川さんです。

ちなみに先月に参加したIDGsのイベントもしらさんが関わっています。

itasan-kibunyasan.hatenablog.com

しらさんと出会ったのは大学3年生の時になります。

上田先生と出会ってワークショップという世界を知ってから、企画をワークショップと捉えるようになりました。

そしてワークショップやグループワークを考えて自分で進行したり受け持つような機会も出てきました。

するとどのように動けばいい活動にできるのかと考えることにもなってきました。

そのような時に出くわしたのが「ファシリテーション」という言葉でした。

そしてその頃に知った人がちょうどファシリテーション講座を開くということで参加した時の講師がしらさんでした。

そこからファシリテーションだけでなくしらさんの専門であるラボラトリー方式の体験学習にも触れていきました。

上田先生としらさんの世界も見ていることも同じでありながらも見方は異なっているようで、どこか別の道であるようにも感じます。

上田先生のプレイフルの見方と比べると体験学習は硬派であるように感じます。

プレイフルはマインド、体験学習はプロセスを軸としているものであるといえるかもしれません。

プレイフルは「本気」、体験学習は「真面目」という感じです。

もしかしたら「陰極まりて陽に転ずる」、陰陽のような関係でもあるのかもしれません。

ですから対立しているわけではなく、むしろ両方の見方からワークショップや場、学びのデザインをしています。

どちらも自分に合った考え方だと思えています。

 

 

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【僕の中での学びに関してのはじまり】

【連続投稿23日目 1544投稿目】

【作成日時:4/12 23:24~23:59、35分】

 

 昨日一昨日と、以前に参加したイベントでの人との出会いの話を書きました。

それぞれのイベントは別の集まりだったのですが、どちらもワークショップやファシリテーションに結びついています。

過去をさかのぼるとワークショップ観やファシリテーション観は変化していっています。

細かいことをいえばほかにもあるのでしょうが、今の考え方になるまでに影響を受けた3人を紹介していこうと思います。

1人ずつが濃密になるでしょうから、1日1人紹介しようと思います。

 

 まず1人目がそもそも僕がワークショップという世界の深さを体感させてくれた方です。

一昨日の投稿にも名前を出していた上田信行先生です。

同志社女子大学の名誉教授であり、奈良の吉野にあるネオミュージアムの館長、MITメディアラボ客員教授、などと肩書も多彩です。

プレイフルラーニングというキーワードを掲げ、学習環境デザインなどを扱っています。

上田先生との出会いとしては、大学2年の時の授業で上田先生を紹介した先生がいました。

その後、関わってみることにした「あいちワークショップギャザリング」の中の企画の1つのゲストとして上田先生がいらっしゃったのが初めての対面でした。

その時はまだ上田先生の世界観を知らない状態で話を聞いていただけでしたが、それでもワークショップという領域があることは知りました。

この頃というのは生協学生委員会で企画やセミナーでグループリーダーを務めることもあったので、企画づくりという視点で関心をもつには十分なきっかけとなったのでした。

そして翌年の5月に上田先生が当時毎年主催していた代表的なイベント「Party Of the Future(POF)」に参加しました。

POFについては『PLAYFUL LEARNING』に紹介されているのでよかったら探してみてください。

プレイフル・ラーニング

このイベントで体験と共に上田先生のワークショップ観に触れたのでした。

 

 プレイフルラーニングとは「楽しさの中に学びがある」という、当時から今もずっと僕が大切にし続けている考え方です。

「楽しさとは何か?」「学びとは何か?」という問いは今でもずっと持っていることで、僕が企画を考える時は必ずこの視点でも考えています。

 

 学びを大切にするという自分の進む方向が最初に芽生えた、ある意味すべてのはじまりといえるほどのことです。

 

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【思わぬ共通点があった人がいた】

【連続投稿22日目 1543投稿目】

【作成日時:4/11 23:14~23:46、32分】

 

 昨日の投稿が1か月前の内容でありながらなぜ今更掘り起こしたかということの話になります。

itasan-kibunyasan.hatenablog.com

一昨日に、以前参加したIDGsのイベントのこれからの取り組みをオンラインで話し合いました。

itasan-kibunyasan.hatenablog.com

そのオンラインに集まった人同士で交流をしたのですが、その人とは初対面のつもりでした。

このような書き方をするともうお察しかもしれませんが、そうです、実はその人とはすでに昨日書いたイベントで会っていたのでした。

といってもお互いにすぐ気づいたわけではありません。

交流時間の終わり際に相手の人が「豊田でワークショップギャザリングを・・・」と言葉にしたので、思わず僕が「その話、僕関係しているのですが!?」と話したのでした。

 

 それは僕としてはワークショップギャザリングが共通点の人がこのIDGsの集まりの中にいるとは全く思っていなかったからです。

というのは、これも以前に書いたことですが、ワークショップギャザリングの中でIDGsのような文化はありませんでした。

そんなあいちワークショップギャザリングで、去年の交流会では対話的内省を行ったので、チャレンジングなことでしたです。

それもあったので今回のIDGsでギャザリングが出てくるなんて全く頭にないことだったのです。

なのでそんなことあるのかと、とても驚いたのでした。

ただその人はあいちワークショップギャザリングに参加したわけではなかったので、やっぱり去年のギャザリングにおいては僕が特異だったようです(笑)

 

 後から聞いたら相手の人は前に会った気がしていたと言っていたのです。

その人とあったのはやっぱり昨日投稿したイベントだったということなのですが、僕は申し訳ないことに記憶にあらずでした(^ ^;)

聞くとおそらくあのタイミングであいさつしていたのだろうなとは目星がついたのですが、記憶力がないもので名前・お顔までは思い出せませんでした。

 

 これは今回の件に限らずなのですが、最近いろんなところでこういった奇妙なつながりがあることがちょこちょこあります。

 

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【宮田先生の退官記念イベントに参加しました】

【連続投稿21日目 1542投稿目】

【作成日時:3/11 15:35~16:35、4/10 22:51~23:00、69分】

 

 まるっと1か月前のことで、3/9に中京大学豊田キャンパスで開かれたイベントに参加してきました。

中京大学の教授である宮田義郎先生の退官記念のイベントでした。

僕は中京大学出身ではないのですが、宮田先生とは大学時代に「あいちワークショップギャザリング」に関わった時に出会いました。

それも椙山女学園大学でのことですから、とても奇遇な出会い方です。

 

 宮田先生が何を専門としている人かと尋ねられると正直僕もよく分かっていなかったりします(^ ^;)

というのも幅広い分野・フィールドを扱って活動されているのです。

僕が知っているだけでも、ワークショップからプログラミングのScratch、メディア、デザイン、教育、認知行動学、そして世界をつなげるような活動から地域・里山でのプロジェクトなど非常に多岐にわたっているのです。

あいちワークショップギャザリングの中だけでも海外と中継をつないで発表の場を生み出すようなことやほかの出展者とコラボレーションを実現したりと数々のすごさを目の当たりにしてきました。

ですが多岐にわたって活動しているながらこれまでの活動紹介の中であいちワークショップギャザリングを取り上げてくださっていました。

実は意外にもそれほど大きな位置づけになっていたのかと驚きもしました。

 

 それから宮田先生と出会った2014年のあいちワークショップギャザリングではもうお1方、僕にはかけがえのない人とも出会っていました。

それが上田信行先生です。

僕がワークショップが研究分野として存在していると知ることになり、それからずっと場づくりを考え続けるきっかけとなった方です。

上田先生の紹介に関してはまたいずれ書こうと思っています。

今回のイベントには上田先生もいらっしゃっていたのです。

それぞれの先生とはその後もお会いする機会はあったものの、お2人が一緒にいるという場を見たのはちょうど10年ぶりだったのです。

お1人ずつでもおもしろい方々ですが、2人が一緒になると一層豊かな場になっていたように感じました。

それも出会った10年前のまだ何も知らなかった自分からの僕自身の変化もあったからこそ感じられたことかもしれません。

 

 あとはこのイベント自体がワークショップであるようでした。

準備・イベントの中身は練ってあるわけではなく集まった人で一緒に考える、さらにいざイベントが始まってみると全然想定どおりなことにはならない、でもその時その時でやることが作り出されていく。

傍からみたらめちゃくちゃなイベントであると思うんじゃないかと思います(笑)

ですがそれでも場が生まれているわけで、成立しているのです。

久しぶりに宮田先生・上田先生が行うようなワークショップの世界観を味わったのですが、忘れていたものを思い出したような感覚がありました。

 

 それでいうとなぜ宮田先生がここまでの活動をしてくることができたかを見つめてみると本当にいろんなことに気づけるように思います。

今回のイベントもそうでしたが、大学での講義も学生からやり方を提案があったりサポートに入ってもらったりしていたようです。

機材トラブルも学生や周りの人が対応する場面もよく見られます。

理屈ではとうてい考えられないのですが、本当になぜか成り立っているのです。

それは1人ではできないことも人が集まりできているのです。

ですがそれは宮田先生だからこそ集まっているように見えました。

今回のイベントには20年前の中京大学卒業生、ただ宮田先生以外の先生のゼミ生、これまでの宮田先生の活動を協同してきた方々、本当に幅広い人々が集まっていました。

同窓会と異業種交流会が合わさったような感じにも思いました。

宮田先生が木と森をたとえに話をしていましたが、まさにあの場は木々が集まって森を成していたように思います。

 

 また足を運ぶ機会が訪れるとは思ってもいませんでしたが、大学時代ぶりに中京大学豊田キャンパスに行きました。

大学時代の頃のあいちワークショップギャザリングで出会った方々にも久しぶりに会えたので、様々に味わい深い時間となりました。

 

 ・・・とここまでが、冒頭を除いてイベント直後に書いた内容になります。

ストックとして書いていたのですが気づけば”旬”を過ぎていて、お蔵入りするはずでした(笑)

ただ先日妙なことが起きました。

それがこのイベントと関係もしていることなので投稿しておこうと思います。

 

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【定点観測は「自分で決める」もの】

【連続投稿20日目 1541投稿目】

【作成日時:4/7 16:20~17:12、52分】

 

 定点観測会という取り組みを1月下旬から開始しています。

itasan-kibunyasan.hatenablog.com

一緒に取り組んでいる1人であるTさんは、1日1枚、思いのままに山を描くということを取り組むこととしています。

これで2か月半ほど続けられていて、フェイスブックにて次のように振り返りをされていました。

 

『1日1枚描く「山」』をやっていての気づきです。
絵の素人の自分がやっていて「無目的」に描いているのですが、近ごろ自分でも「やる意味」があったなあ、と実感したので、その気づきを共有してみます。
結論から言うとそれは、
「自分で決める」ということです。
前振りのお話ですが、私は寺子屋塾(

https://terakoya-juku.com/

)で算数プリントを1日1枚やっています。
そして『1日1枚描く「山」』は、それにならったものです。
この毎日やる、ということ以外は、すべてオリジナル?で決めました。
また、1日1枚をどうやって描くかもすべて日々「自分で決める」ことです。
実は私は、迷いの迷宮に入り込むことがたまに(よく?)あります。
俗に言う「優柔不断」というやつです(笑)
ああするといいか、こうするといいか、
ああしたいけれど、こうもしたい、
あちらもいいけれど、こちらもよさそう
などなどキリがありません。
このとき、ふと気がつきました。
「ああ、毎日、絵を描く時みたいに決めればいいんだ」
「自分の描きたいように描けばいいんだ」
「自分のやりたいようにやればいいんだ」
と気がつきました。
というわけで、『1日1枚描く「山」』の取り組みが、
初めて功を奏した、というか、腑に落ちた実体験のお話でした。
この気づきが生まれたり、後押しして、支えてもらったFBも共有しておきます。
響月ケシーさんという方の以下のFB記事を読んで、ふと気づきました。

響月 ケシ一 - <決めてやれば何でもやっていい> 決めないでやるから 後悔する 決めてやったなら 全て糧になる...

ーーーーーーーーーーーーーーーーー以下転載
<決めてやれば何でもやっていい>
決めないでやるから
後悔する
決めてやったなら
全て糧になる
だから決めたのなら
何やってもいい
どうやったっていい
ーーーーーーーーーーーーーーーーー転載以上
まさに、そうだな、と。
自分の文頭記事とは話がそれますが、
「やらなかった後悔」はあると思うけれど、
「やった後悔」ということも僕はあります。
そういう時は、「決めないで(不断まま)やる」から後悔するんだな、と気がつきました。
だから、「毎日(自分で決めて)描く」ことも
「自分で決める」練習に自然になっているんだなあ、と
優柔不断の自分には朗報なお知らせでした、という記事でした^ - ^

 

 この「定点観測」という取り組みはまさに「自分で決める」ことのオンパレードです。

決まっていることとしては、毎日取り組むこと、そして記録表に書くことだけです。

何をやるか、その中で何をどのように見るかは自分で決めることです。

そもそもこの定点観測を取り組むと決めること自体もですね。

Tさんも書かれているとおり、「自分で決める」ことを今一度問いかけられ、自分と向き合いながら取り組むものであるといえるでしょう。

自分で決めていることというのは、変に周りに振り回されるようなことがないでしょう。

どんなファッションで出かけようかという時にも、周りの人から見られることを意識して選ぶと悩みます。

そして周りの人から思うような感触が得られなければ落胆することもあると思います。

ですが自分が来たい服を着るならば即決でしょうし、そこで周りの人からどう思われようと大したことないでしょう。

ですから自分で決めたことというのは続くのです。

 

 ところで「無目的」という言葉が出てきていますが、無目的というのはどういうことでしょうか?

目的を持ってやるというのは、例えば絵を描くことであれば「表彰されるため」が挙げられるでしょう。

ですから上手に描くといったスキル的なことやクオリティが付き纏います。

すると優劣が生まれます。

それに対して無目的というのは「やってみる」が先であることなのではないでしょうか。

「坦々とやる」ということです。

ですがその中に「なぜ自分がそれをやっているのか」「それを通して自分がどうなりたいのか」というテーマがないわけではありません。

いや、必ずあるはずです。あるからやっています。

やってから後に自分のテーマが見えてくるのです。

見えていたテーマはさらに明確になっていきます。

ですがそのテーマも固定的ではありません。

人によって違えば、その人の中でも時間経過によって変化することでしょう。

よって「無目的に取り組む」とは何かというと、顕在化していない目的に沿って取り組むことから潜在していることを見つめる取り組み、といえるのではないでしょうか?

 

 この定点観測の取り組みですが、今の集まりとは別の動きもできました。

週1日お手伝いしているフリースクールでの子どもたちの取り組み、そしてその保護者にもやってもらうことになりました。

それから今後はこの取り組みをよりオープンにしたいからフェイスブックで公開グループページを作成しようかなと、今思いました(笑)

一緒にこの取り組みをする仲間も引き続き探してます~。

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今後のイベント予定

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【「見えないもの」の大切さ】

【連続投稿19日目 1540投稿目】

【作成日時:4/7 17:35~17:57、4/8 15:36~16:27、73分】

 

 毎月開催の『言葉のズレと共感幻想』の読書会がありました。

 

 今回読んだ章には「お金と居場所」「幻想と妄想と虚構」という名前がついていました。

「お金」「信頼」「責任」「ストック」「フロー」といった言葉が出てくるので、自分で読み進めた時には経営についての本として読んでいました。

ちなみに「信頼」という人間関係という数値化できなければお金に変えられないことも僕としては経営指標の1つと捉えています。

そこまで広義に捉えている人はめったにいないでしょうが、実際に今回の部分でほかの人が出した問いは経営に関することでした。

 

 今回読み進めた範囲に関する話から職場での悩みなどについても考えました。

その中で出てきた個別で最適な手立てを図ることや、信頼や思いやりといったお金に変えられないものと経営することの関係は、まさに僕がこれから実現に向けて考えていくことでした。

人からお金をいただかないなど経営する中でのお金の要素を少なくすると、その部分をお金以外のことで賄わなければならないので経営はハードになる、というのが今の自分なりの経営観です。

 

 また「コミュニティの強さ(結束力)はどのような尺度で判断できるだろうか」という問いもありました。

それは会社であったり地域であったりと、どのようなコミュニティかによって成果であったりお金であったり異なりはすると思います。

その上で僕が考えついたのは、最初に思い浮かんだのはコミュニケーションです。

僕もいろんなところに足を運んで、その中には居座り続けていえるコミュニティが、大曽根であったりパルルであったりフリースクールであったり寺子屋塾であったりとあります。

それぞれの場に行った時に見ているのがコミュニケーションの取り方かもしれません。

そしてもう1つ思い浮かんだのは理念の浸透です。

理念の浸透と固く考えなくてもよくて、その場が大切にしたいことをみんな感じられているかです。

そういった場は周りの人も支えてくれるので、なんだかんだ続いていく気がするのですよね。

それに理念が共有されるためにはコミュニケーションが欠かせないことを考えれば、結局はコミュニケーションですね(^ ^;)

 

 それからこの問いが出てきたのは、コミュニティ内でお金の貸し借りをすることを考えてみると、といった話からです。

信頼のできるコミュニティであるほど貸借できる金額も大きくなり、時間の幅も大きくなり、借用証といったものもいらなくなる、といったことが挙げられていました。

これはまさに抽象化だなと思いました。

信頼がやり取りの抽象化にもつながるのだなと思いました。

 

 それにしても最近読んだ本も参加しているイベントも、今後のことに直結しそうなことばかりだなぁ、とこの頃よく感じます。

 

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今後のイベント予定

3/10(日)13:00~17:00 経営ゲーム塾B @寺子屋塾

【春休みにフリースクールで黒猫タロウをやりました!】

【連続投稿18日目 1539投稿目】

【作成日時:4/7 15:10~15:48、38分】

 

 現在、週1日手伝いに行っているフリースクールで「黒猫タロウの屋台屋本舗」をやりました。

春休みということもあって行うことになり、1月の時以来でした。

【フリースクールで再び黒猫タロウをやりました!】 - 気分やさんの気ままなぶろぐ

今回はほとんどが1月に参加した子でルールも覚えている子が多かったです。

前回よりも早いペースで進めることができて、約2時間で前回は5日目までだったことに対して今回は最後の10日目まで取り組むことができました。

 

 10日目までやったことで前回とは違った様子が見られました。

自分で考える部分である仕入れ方に注目するとそれぞれの買い方の特徴が表れていました。

そして買い方が似ている子もいて、そのような子たちは日ごとの喜んだり悲鳴を上げたりが一緒でした(笑)

その買い方というのはつまりどのように経営するか、経営方針ということになります。

粗利率の高いラーメンを多く売るためにたくさん買う、どのような売れ方になってもいいようにバランスよく買う、ロスを出さないように少なめに仕入れる、立てられる方針はいくつもあります。

取り組んでいた子たちはもちろんそこまで考えていなかったでしょうが、終わりに少しだけこの経営方針の話をしました。

「いっぱい買ってアグレッシブな経営をしようとしていた人」「バランスよく買ったりして安定した経営をしようとしていた人」と聞いてみると分かってくれたようで手を挙げてくれました。

それから「うまくいかずお金が減ったこともあるけど、どれくらい増えたり減ったりしたかがだいたい思ったどおりだった人」と聞いてみても手が挙がった子がいました。

これが経営方針を適切に立てられていたかのチェックです。

 

 最初から経営方針の話をすると決めていたわけではありませんでしたが、顕著に表れていたし時間もあったので話してみました。

すでに「またやりたい!」と言ってくれた子もいるので、また夏休みにでもやることになるでしょう。

次回はこの経営方針を意識する工夫を施してみようと思います。

また今回はクローズの開催でしたが「うちの子にやらせたい」と思ったようでしたらご相談ください。

経営ゲーム関連のLINE公式アカウントがありますので、こちらに登録してメッセージをください!

https://lin.ee/4xhluxE

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今後のイベント予定

3/10(日)13:00~17:00 経営ゲーム塾B @寺子屋塾

【『言葉のズレと共感幻想』読書会を通して(振り返り予告)】

【連続投稿17日目 1538投稿目】

【作成日時:4/6 23:56~24:03、7分】

 

 今日は寺子屋塾で『言葉のズレと共感幻想』の読書会がありました。

感想は明後日あたりに投稿しようと思っていますが、自分の中にあった言葉にうまくならないことが「回収」されました。

自分の考えを補助するはたらきをしてくれもする、いい本だなと改めて感じました。

 

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今後のイベント予定

3/10(日)13:00~17:00 経営ゲーム塾B @寺子屋塾