【連続投稿9日目 1530投稿目】
【作成日時:3/29 16:08~17:40、92分 】
2週間ほど前のことになりますが、IDGsという考え方を学びました。
「SDGs」は今では少なくとも誰でも聞いたことはあるものであるかと思います。
SDGsは日本語にすると「持続可能な開発目標」であり、貧困、飢餓、健康、教育といった分野といえるような17の目標が設定されています。
しかし、これは僕個人の意見ですが、分かりやすいようで不便なように感じます。
どのような視点があるかいわばこの世界の大枠を捉えることには役割を果たしていて、認知度も高く広く知られていることまではいいと思います。
ですが17個のゴールすべてを意識するとなると「記憶」するという作業が必要になってこないでしょうか?僕は覚えられる気がしないです(笑)
またその17個の下にもっと砕いた169の課題があるのですが、結局何をしたらいいのかともなりかねません。
そして1つの世界に目標にもなっているあらゆることが存在しているわけですが、これらは独立しているわけではなくすべてつながっているものです。
連続体とでもいいましょうか。
そうなると分野を切り出して考えることで削り落とされることが生まれてしまうことが往々にあるのではないかと思います。
これも今回のイベントで知ったのですが、実際は17の目標というのは並立しているものではなく「ウェディングケーキモデル」という3つの層に分類される関係にあるようです。
The SDGs wedding cake - Stockholm Resilience Centre
これを聞いてSDGsへの納得がもう少し持てました。
これを捉えない限りは本当の意味でSDGsの取り組みを達成することはできないでしょう。
しかしありがたいようで細かすぎるし難解であると感じます。
ですから理解できて可能な範囲で取り組む、となるのが多くの人の関の山となるところではないかと思います。
SDGsの考え方ではこのように限界が来てしまう根本の原因は世界を中心に据えているからではないかと思います。
そこでようやく登場するのが「IDGs」というものです。
IDGsは「Inner Development Goals」という英語から来ていて「内面の成長目標」と日本語では言われています。
IDGsは人を中心とした考え方であり、人の内面の成長へのアプローチを強化することでSDGsが提唱する持続可能な開発を実現することを目指すものです。
そしてこちらもゴールと課題が設定されているのですが、ゴールは「Being(自分の有り方)」「Thinking(考える)」「Relating(つながりを意識する)」「Collaborating(協働する)」「Acting(行動する)」の5つで、その下にある課題は全部で23です。
課題まではさすがに難しいですがゴールはすんなりと入ってきそうです。
詳しくはこちらに書いてあるのを見つけましたが、ゴールの数が多くないだけでなく5つのゴールの関係も図化されています。
分かりやすいものであるということが僕が気に入っている理由の1つであるのは間違いありません。
ただ、どうして僕がこのIDGsの考え方自体に関心を持つことができたかということを次に書こうと思いましたが長くなったので今日は一旦ここで区切ろうと思います。
続きは明日に書きますが、考え方に賛同する理由を考えるヒントはこれまでの投稿のあらゆる場所に散らばっているはずです。
僕が好きであることに察しがついた人は、よく僕のことを知っている人ですよ~(笑)
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今後のイベント予定