【連続投稿75日目 1413投稿目】
【作成日時:12/2 ※測り忘れた上に文章作成前からの準備もあったため時間不明】
インタビューゲームは自分がやることもあれば会という形で複数組ができるように集めてイベントとして行うこともあります。
これまでに投稿してきたものもありますので以前にもルールを紹介したことはありますが、改めて紹介します。
インタビューゲームは基本的にはこのような形で2人1組で行い、まず最初に交互に相手にインタビューをします。
その後インタビューしたことを基にして相手の紹介文、他己紹介文を書きます。
そしてカードの内容を確認した上で読み合わせる、というまでがインタビューゲームの流れになります。
インタビューゲーム会として行う時にはこの読み合わせをみんなで行って共有します。
加えてそこから振り返りを行います。
もう少し細かい流やインタビューゲームの根幹であるインタビューに関して説明していることはこのような内容です。
1.インタビューゲームの流れ
①2人1組になります。
②最初にインタビューする人(聞き手)とインタビューされる人(話し手)を決めます。
③インタビューを始めます。聞き手になった人は20分間
メモを取りながら相手にインタビューします。20分経ったら立場を交代して同じように20分間インタビューを行います。
④B6のカードに、メモをもとにインタビュー内容をまとめます。(裏面参照)
⑤お互いに書き終えたら、カードを交換して書かれている内容を確認します。もし訂正部分があれば相手に訂正してもらってください。
2.ルール
①何を聞いてもいい
→聞き手に「聞く自由」を保障します。「これを聞くのは失礼かな?」というようなことでも安心して、聞いてみたいことは何でも聞いてみましょう。
②話したくないことは話さなくてもいい
→話し手に「話さない自由」を保障します。聞かれた質問全てに答える必要はありません。話したくない時は安心して話さない意思を伝えてください。
③聞かれなくても話してもいい
→話し手に「話す自由」を保障します。質問されていない時や質問以外のことを話したい場合でも話したいことを話してもらって構いません。
3.注意事項
①普段の会話や雑談にしない(聞き手は聞くことに徹する)
→相手の話を聞いていると自分も話したくなることがありますが、聞き手はひたすら聞くことに徹しましょう。ただし、質問のために自分の考えや経験を話すのは構いません。
②相手が話した内容を手がかりに聞いていく
→相手が話した内容に関連したことを質問するように心がけていきましょう。インタビューの語源は、「相手の中に入ってみる」(inter = ~の間に、~の中に、相互に、view = 見ること、視点)です。相手の奥深くに眠っているものを探ってみましょう。
③履歴書にしない
→何年生まれで、どの学校を出て、趣味は…、といった通り一遍の表面的な履歴書を作るためのインタビューではありません。インタビューする相手の個性や考え方・価値観、独自の体験・経験を引き出すような内面に迫るインタビューを心がけましょう。
このように説明をすることはできるのですが、何のためにインタビューゲームがあるのかと質問されると難しいのです。
それはインタビューゲームの特性によることでしょうが、目的はありません。
正確に言うと、目的は場を開く僕が持っていて提示するのではなく、やる人自身がもつのです。
(ファシリテーターとして大切にしていることはありますが。)
ですが目的となりうることをこれまでの経験を踏まえて考えてみたところ、大きく6つのことが掲げられないかと思いました。
①人(自分・他者・関係性、自由意志、価値観)
②コミュニケーション(聞く、話す、確認、言葉、問い、分かる、沈黙、対話、ライブ感、言葉・価値観のズレ)
③観念(前提、社会的観念、個人観念、良い)
④編集(主観と客観、具体と抽象、書く、読む、事実と認識、解釈)
⑤ルール(存在理由・自由と制約、目的、安心な場、場づくり)
⑥体験学習(学び、プロセス、振り返り、できる、実践、日常と非日常)
各項目のかっこの中は考えつきやすそうな一例で、ほかにもあることでしょう。
しかもこの6項目は独立しているのではなく関係し合っていることもあります。
あくまでも今の時点の僕の見方なので、ほかの分け方もできるでしょうしさらに取り組めば変わることもあり得るでしょう。
ですがこのようにファイルが2つになるほどである41回のインタビューゲームをやっても飽きるということはないのです。
同じ人とやったこともありますが、毎回違うインタビューゲームになり気づくこともいろいろで、まだ新しい気づきや学びも生まれるのです。
41回というと多いですねと言われることも少なくありませんが、インタビューゲームの師である寺子屋塾の井上先生は「100回やると人生が変わるよ」と言っています。
100回からしたらまだ折り返しにも立っていないわけです(笑)
「インタビューゲームって何ですか?」と質問されたら、少なくともこれだけの広さがあり無限の深さがあるものです、と答えることでしょう。
それすなわち、言葉にすることができないものなので実際にやってみてください、となるんですよね。
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今後のイベント予定
12/10(日)13:00~16:00 黒猫タロウ体験会 @KAZU COFFEE