気分やさんの気ままなブログ

【定点観測と経営ゲームは真逆のプロセスをたどっている】

【連続投稿108日目 1748投稿目】

【作成日時:11/4 23:30~23:55、25分】

 

 昨日は定点観測についてのことで、距離感という話を書きました。

itasan-kibunyasan.hatenablog.com

定点観測の中で取り組んでいることは1日の中でやっているものすごく多くのことのうちの1つに過ぎないながらも、この1つをやるには全体に目を向けることも必要だということを書きました。

こうして全体のバランスや1つ1つのことにもバランスを取りながら意識を向けることが距離感を保つということになるのでした。

 

 すると定点観測においては1つのことにフォーカスを当てることから始まり、全体性に気づくことになります。

一方で、それに対応するかのようなコンテンツが経営ゲームであるように感じます。

なぜなら経営ゲームは最初からいろんな要素が包括されていて、最初は1つ1つがちゃんと分からないながらも全体としての結果が表れます。

そこから経営方針というものを考えることになるわけですが、そこで1つの要素に注目して、製品を多く売るとか装置を大型にするとか試すことでその要素が全体にどう作用するかを明らかにしていきます。

この経営ゲームでのプロセスは定点観測と真反対となっているのです。

しかし最終的にはどちらにおいても、個と全体の関係性、つまり距離感をつかみ、どんなものごとにも適切な距離感というものがあることに気づくようになっています。

経営ゲームの正式名称はトータルゲームであり、それはバランスを取ることが大切であることを意味しているものになります。

このバランスを取るということが距離感をつかんで保つということなのです。

 

 さらに実は、一昨日の投稿は映画「きみの色」の感想を書いていました。

itasan-kibunyasan.hatenablog.com

この中にも山田尚子さんのインタビューコメントの中に「「自分と他人(社会)」の距離の取り方」という言葉が出てきているのですよね~。

そして余談のように終わりに書いた話、大学時代の生協学生委員会仲間の呼びかけに乗ったことも、これも距離感をちゃんと保てていたから実現したことでもあるのですよね~。

 

 自分とそのものごと、全体とそのものごとの関係性に応じて距離感を選ぶ、近すぎても遠すぎても良くない、これをいかにつかめるかが生きやすさにつながるのではないでしょうか。

 

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