気分やさんの気ままなブログ

【なぜ文字式の計算のタイミングで帯分数でなく仮分数で書くようになるのか】

【連続投稿92日目 1613投稿目】

【作成日時:6/18 15:38~15:54、16分】

 

【らくだプリント 中1-25(続き)】

 

 文字式の計算のこの部分から、分数において帯分数ではなく仮分数で答えるように指示があります。

(小学校では帯分数でなく仮分数で答えればいいようになっているという話はおいておきます。)

仮分数で答えればよくなる理由をこの時にも書いたように数覚、だいたいいくつかという数量感覚をつかめられるように十分になったからだと思っていました。

itasan-kibunyasan.hatenablog.com

ですが寺子屋塾で井上先生とこの話をした時に、もう1つ別の理由があるのではないかということを聞きました。

それはこの単元が文字式であることです。

文字式のルールでは「×」が省略されます。

よって

のような形の時、分数の部分と文字との間には「×」が省略されているわけです。

一方のこれまでの帯分数においては、

の整数部分と分数部分との間に隠れているものは「+」なのです。

つまり同じような形でありながら省略されているものが異なるため、入り混じっているとややこしいことになるのです。

ですから複雑さを解消するために帯分数ではなく仮分数を採用するようになったといえそうです。

 

 考えてみれば帯分数と文字式の表し方が混じっていたら見栄えの悪いものとなりそうですね(^ ^;)

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