【連続投稿96日目 1617投稿目】
【作成日時:6/24 15:07~15:31、24分】
昨日投稿したらくだプリントの中1教材の振り返りの続きです。
itasan-kibunyasan.hatenablog.com
これまでの投稿を並べてみながら印象的に感じたのは、1つ目の投稿が
【算数と数学の違い】であったように、これまでと中1からとの違いです。
まず負の数というものが登場したことで数の世界が拡張されました。
それから文字というものも本格的に導入されました。
これについては扱い方・考え方だけでなく表現する上でのルールがあるということもこれまでとは異なることといえるでしょう。
そして文字式に伴っていることでもありますが、かっこの計算についても新しい計算法則があり、逆に数学が嫌いにもなりうることだということも書きました。
こういったように考えてみますと、算数から数学、小学校教育から中学校教育の潮目というのは単に数の拡張というだけに限らないようにも感じます。
それはルールを受け入れることや記号の意味を読みとるといった、学習者の内面的成長も要求されるようになっているのではないでしょうか。
一方でこれまでは学習者に身に付けさせようとしていたことが手放されたものもあるかもしれません。
その1つが数量感覚です。
文字式の計算を境に帯分数でなく仮分数で書くことになりました。
それは以前にも書いたように文字式のルールとの競合という面もあるのでしょうが、これまでで仮分数であってもおおよそいくつぐらいかについて慣れたからでもあるでしょう。
また、分数の計算についても小6教材ほど手間のかかる数が使われていたことはどれほどあったでしょうか。
これは公文式に通っていた高校生の頃から考えていたことですが、小学校での算数は数量感覚、中学校での数学は基本的な計算力を身につけることが重視される(されているはず)のではないでしょうか。
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