【連続投稿69日目 1590投稿目】
【作成日時:5/28 22:33~23:21、48分】
【らくだプリント 中1-11】
昨日の投稿の続きで、正負の数のかけ算です。
ところでこのプリントで、

というように「×」が省略されています。
この省略について、ある話を思い出しました。
6÷2(1+2)
という式の問題を見たことがありますか?
これ、SNSでバズって議論になったことがあるのですが、答えはいくつになると思いましたか?
「1」という人と「9」という人がいるのではないでしょうか?
答えが1となる人は「2(1+2)」の部分を先に計算して最後に6÷6を計算したでしょう。
一方で答えが9となる人は、「(1+2)」を計算した上で「6÷2×3」を計算したでしょう。
こちらの発想は文字式において6÷2a=6/2aとなることからでもあります。
一体どちらが正しいかということで意見も分かれかなりコメントの応酬となっていました。
なぜこのようなことになったのかの原因は、省略された「×」にあります。
省略されたことで解釈のでき方が2つになってしまったからです。
するとどちらが正しい解釈なのかということになります。
ただ、そもそもこの問題には不自然な点があります。
なぜこの程度の難しさの問題で「×」が省略されているのかです。
実はらくだプリントの問題についてもいえるのですが、「×」の省略の話が出てくるのはこの単元よりも先の文字式においてなのです。
少なくとも公教育では文字式で初めて「×」の省略の説明がされます。
ですのでSNSの議論の中には「×」の省略が不適切であり出題ミスであるという意見もあります。
ここで、このような話について調べてみて出てきた記事を3つほど紹介しておきます。
1つ目の記事には国境を越えて国の文化の違いという話さえ出てきてしまいました。
もはや僕でも想像の域を越えてしまって、明確な結論は出せません(^ ^;)
ですがここまで考えて思ったことがあります。
この議論全体が対話というものを考える良き題材となっているのではないかということです。
まずなぜ意見が分かれたかというと、「6÷2(1+2)」という1つの具体である問題に対して様々な解釈ができてしまったからです。
次になぜそれが盛り上がるほどの議論になったかというと算数の問題ということもあって必ず「結論」があると考えるからです。
「出題ミス」も結論の1つです。
ましてや難しい数学ではなく小学生が考えるような簡単な算数だったために増長したのではないでしょうか。
これまでのことをまとめると、このように言えるのではないでしょうか?
決まった結論があると思いこんでいて、異なる解釈があると議論になる、それも当たり前なことだと思うほど熱が高くなる。
これと照らし合わせて、対等に話すこととされる対話は、固定概念を取り払い、異なる解釈があったとしても決まった結論があるわけではないと思うことでできることなのではないでしょうか?
ちなみに僕の「6÷2(1+2)」に対しての意見は、式が不自然なのでテストで出されることはまずないはずなので議論する必要がない、です(笑)
そしてこの議論に対してはただ楽しく眺めていればいいと思っています。
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