【連続投稿90日目 1729投稿目】
【作成日時:10/16 23:45~24:18、33分】
【らくだプリント 中2-40、41、44】
気づけば1週間以上、らくだプリントを取り組んでみて考えたことの投稿を続けています。
今回も引き続き昨日までの話に関連した話になります。
ぜひ最初の投稿から遡ってもらいたいのですが直近でいうと、一昨日には関数を扱う中での要素間の関係性は「わかる」もの、一方で昨日の投稿は文章での出題ではありながら「できる」ものであるということを書きました。
今日の投稿では、では要素間の関係性をわからないとできない問題は何か?、という話を紹介しようと思います。
プリントの番号を飛ばしもして40・41・44番の3つのプリントを順に紹介します。
40番
41番
44番
それぞれ1枚のプリントから部分的に抜粋したものになりますが、どのプリントについても列ごとで問題の形式が異なっています。
一昨日の投稿で「要素間の関係性」という言葉を使いましたがその要素は何かというと、大きく分けて「数式」「座標」「グラフ」の3つです。
プリントの問題を見てみるとこの3つの要素が登場して2つ以上が含まれています。
この3つの要素の関係性について考えてみるとこのようになっています。
・数式を可視化したのがグラフです。
・座標は数式やグラフを成している1つ1つの具体です。
・不完全なグラフ・数式は座標という条件が付加されることで定められます。
・(異なる平行でない)2つのグラフに共通する点というのは交点という具体的な座標となりあらわれます。
・その交点という座標はすなわち2つの数式が共通すること、つまり連立方程式の解にもあたります。
ざっと挙げるとこのような関係性があるでしょうか。
これらがわかっていればこの3枚のプリントはどの問題も解けるのですが、わかっていなければどの問題をどのように解けばいいのかわからなくなるのです。
特に44番の最後の問題では関数の最後のプリントになるのですが、3要素ともが含まれていますね。
3要素の関係性が一部でもわからないものがあるというのは、その分だけ自分の中にある解き方の手札が少ないということでもあります。
すると問題によっては、持ち合わせている手札で解くことはできるものの、ない手札があることによって遠回りな解き方となってしまうこともあるでしょう。
関係性という「わかる」の手札をそろえると「できる」ようになるのです。
・・・もっとも、高校数学になるとその手札を集めるよりも作るようになることも出てくるのですけどね。
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