【連続投稿99日目 1620投稿目】
【作成日時:6/27 19:15~19:35、24:14~24:56、62分】
大学入試の1次試験が、僕の頃はセンター試験でしたが、2021年から共通テストになりました。
名称が変わっただけではなく中身も大きく変わったので驚きました。
今日の学びのわで大学入試の模試を受けた子がいて、共通テストの話になりました。
出題のされ方が会話形式で出されるものがあるようにもなったなど、問題を解くこと自体とは関係ない部分も含めて情報量が多くなりました。
出題の構成も変わってもいて、実際に解いたわけではないながらもセンター試験よりもハードな試験になっていることは分かりました。
そしてその子の悩みがイージーミスが多かったことと時間に余裕がないことでした。
問題自体は難しくなっていない、どちらかというと簡単になっているかもしれないぐらいですが、時間の焦りからミスが発生していることはありそうです。
ではどうしたら良くなっていくでしょうか。
この方法は人にもよる部分はあるのですが、パッと解き方が分からない問題は瞬時に飛ばして、先にすぐに解き方が分かった問題をひととおり解くことです。
そして2周目に残り時間と飛ばした問題の具合から時間配分を考えつつ残っている問題を解きます。
ここまで極端にではありませんが、僕も学生の頃、数学のテストにおいては2周で解ききるようにしていました。
以前にブログで書いたこともあります。
itasan-kibunyasan.hatenablog.com
このやり方を話した時にその子も同意しなかったのですが、ただでさえ時間がないのに問題を飛ばすというのは余計に時間が足りなくなるのではないかと一見思えます。
しかし考えてみてください。
そもそも解いたとしてもそれが間違っていたら点数には入りません。
そしてその原因は時間に対する不安である可能性があります。
それも時間に対する見通しが立っていないので最初から不安があることになります。
であればまずは取れるはずのところをいかに取るかが先決です。
すると、その部分を解く時にいかに時間への不安がない状態で取り組めるかが大切になります。
そこでパッと問題を解く筋道が見えなかったら飛ばすのです。僕だったら判断にかける時間は5秒です。
5秒で見えなかったら、たとえ時間をかければ解き方が分かるとしても一旦飛ばします。
するとそれ以外の問題というのは5秒以内に解き方が分かった問題のみとなり、それだけを1周目で解きます。
そんな短時間しか判断に時間をかけていないので、1周目の時点で時間を気にする必要はないのです。
ですので時間を気にするのが2周目からとなり、そこではじめて時間を計算します。
すると飛ばした問題についてもどれだけ時間をかけてもいいかがはっきりします。
理想としては2周でやりきって、3周目で全体の見直しができるのが理想でしょう。
ただでさえ時間がないのに飛ばすのは、もっと時間が足りなくなりかねないので勇気がいることというのも分かります。
ですがどうせ何かを失うことになりかねないのだからと割り切れた人が強く戦えるようになります。
ではこのように急にできるかというと、このような悩みを抱いている人だと難しいでしょう。
瞬時に判断するということをしていないはずですから。
ですので問題を解けるかどうかとは別で、瞬時に解き方の筋道が判断できるかを練習する必要があります。
その勉強方法がマンガ『ドラゴン桜』に書かれています。
それはテスト形式の問題を解くのではなく瞬時に解き方の筋道が見えたかどうか考えるだけの取り組みです。
実際に問題を解く必要はありません。
先ほどは5秒で判断するといいましたが最初は難しいでしょうから10秒でいいでしょう。
それでも共通テストの形式の問題をこのやり方で勉強すると10分あれば十分に終わるはずです。
ちなみに統計資料を読み取る問題については、単純な問題以外はすべて飛ばすことになるでしょう。
ひととおり判断し終わってから、筋道が分からなかった問題の筋道を考えるためや実際に筋道が分かった問題はそれが正しいか確認するために今度は実際に解いてみるとより効果があるでしょう。
もうすぐ夏休みに入りますが、基礎力がついてさえいれば2週間くらいで判断ができるようになっていくのではないかと思います。
だいぶ僕らの頃とはテストの作りが変わっていたので、僕も1度は過去問をやってみようと思いました。
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