気分やさんの気ままなブログ

【客観という言葉がもつ2つの意味】

【連続投稿33日目 1827投稿目】

【作成日時:1/23 23:38~24:02、24分】

 

 

 「客観」という言葉があります。言うまでもなく主観の対義語なのですが、主観の意味は自分の見方という一意的であるのに対して客観は大きく2つの意味を持つのではないかと思いました。

 1つは「客観的な分析」というような用いられ方における客観の意味です。

これは言い換えると「事実に基づいた分析」ともいえるでしょう。

この場合における「客観」とは「事実」を意味しています。

 

 一方でもう1つは「客観的な意見」というような用いられ方における客観の意味です。

客観的な意見というのは、相手自身の意見に対してそうではない別の角度からの意見ということになります。

それは他者視点ということです。

先ほどは事実であったことに対して、これは事実なのではなく他者の主観ということになります。

そして場合によっては多くの他者の意見ということもあります。

するとこちらの「客観」は「多くの人から集めた主観」ということになります。

 

 「客観」という言葉にこの2つの意味があることが時に思い違いを起こすことがあるのではないかと思います。

客観的な意見を述べているつもりの人がいて、その人は事実を伝えているつもりでも実はそれはその人自身の主観だった、とかです。

または、相手から客観的な意見を受け取った時に、相手は自分の意見が求められていると解釈したのに対して、実は事実に基づく意見を求められていた、みたいなこともあるでしょう。

 

 「客観」という言葉は注意して使ったり受け取ったりする必要がある言葉だと思います。

それはこのように2つの意味を兼ね備えているからなのではないでしょうか。

 

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