気分やさんの気ままなブログ

【「経営ゲーム×システム思考の実践」を考案中】

【連続投稿133日目 1471投稿目】

【作成日時:1/29 18:14~19:12、58分】

 

 1週間ほど前になりますが、経営ゲーム塾とは別で経営ゲームを複数人で行いました。

というのは去年の10月の「zoneコーディネーター養成講座」でシステム思考が扱われた時から経営ゲームが活用できないかとずっと考えていたのでした。

itasan-kibunyasan.hatenablog.com

そこでこの講座を実施した1人に呼びかけてみたところ、システム思考も出てくる『学習する組織』の読書会をやっていて、一緒にやっているのが僕も知っている人だから誘ってみようかとさらに話がつながったのでした。

 

ちなみにこの本の入門編から引用すると、システム思考とは

現実の複雑性を理解するために、ものごとのつながりや全体像を見て、その本質について考えるディシプリン

と書かれています。

今回はやり方の見通しややるにあたっての要所が分かっていなかったので内輪で人数もせいぜい自分含めて4人までという構想でいたのでちょうどでした。

さらにその人が1人連れてきたのでぴったりでした。

 

 本当に構想ができていない状態で、実際に当日の準備ややり方を考え始めたのは5日前からでもあり、この頃は予定も入っていたりしました。

ということでそこから『学習する組織入門編』のシステム思考の部分を読んでから今回に関係しそうな部分を抜粋したものを用意しました。

システム思考とそのためのツールであるループ図を学ぶには、おそらくですが大きく分けて「考え方」「作り方」「読み取り方」「要所(レバレッジポイント)の見極め方」があると思いました。

 

 それと同時並行でシステム思考をするツールである「ループ図」の作り方を考えました。

TG-Eを用いようと(TG-Cはさすがに複雑すぎそうなので)考えていたのですが、まず感じのつかみとして黒猫タロウで考えてみました。

黒猫タロウなら要素は少ないので容易にループ図ができると思っていたのですが、全然そんなことはなく、むしろどこまで深めるか次第では黒猫タロウだけでも十分とさえ思いました。

確率(≒運)の扱いと方針を立てることまでを扱うと難解なところがありました。

というのは、図の様子と自分の感覚が合わず、感覚に近づくように図を作ろうとするとこじつけ感もかなり生じてしまったのです。

ですが逆にシンプルに考えた場合の図は感覚に合っていたので、段階ごとに複雑にしていくなど作り方のコツも分かりました。

おかげで次のTG-Eについてのループ図も基本的なところまでは考えられました。

ですが、こちらは要素を増やして経営方針を考えた場合に対してのループ図は考えきれずとなりました。

その上、これは黒猫タロウから入った方がいいと思ったものの当日の流れについてはほぼ考えられず、身内だけだったことからもまさに研究会でした。

 

 しかしやってみたことでループ図の作り方や用意するものについて、それから目的に応じて進め方が変化するだろうことが一緒にやったフィードバックから分かりました。

ただ「考え方」「作り方」「読み取り方」「要所の見極め方」と4つあることからも数時間では到底完結しないであろうことも分かりました(笑)

 

 

 やる前は次はお試し版ということでオープンにして今回よりも人を集めることを考えていましたが、これはもう1回やることを考えてもいいなと思いました。

身内でやることになるかもしれませんが、もし経営ゲームの応用性やシステム思考についてなどで気になる人はお声がけください~。

 

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今後のイベント予定

3/10(日)13:00~17:00 経営ゲーム塾B @寺子屋塾