ちょこちょこと大曽根の活動と関わりを持っているのですが、その大曽根での活動をすることにフォーカスを当てた講座「zoneコーディネーター養成講座」に参加しました。
参加した動機としては何かと大曽根に関わることが増えていたのでこれを機にもう少し足を踏み込みたいと思ったということもあります。
ですが、今回講座を開く人たちが僕の知り合いでもあり、どのような講座を行うのかに興味があったというよこしまな理由の方が強かったです(笑)
実際にどの内容もよく考えられていた上に、僕としては今まで学んできたり考えてきたりしたことと結びつくことが多かったのでとても有意義でした。
10/1・14・15の3日間にかけての実施だったので1日ごとに講座の様子を振り返っていこうと思います。
1日目は地域での活動とは何か、さらに地域を捉えるための考え方についてでした。
前半は『半日村』という絵本を教材として地域活動についてを考えました。
この本を読んでみて思ったのは「Do」と「Be」の違い、そして目標を設定することと有限と無限についてでした。
半月後に行われる読書会で扱う『世界は贈与でできている』という本をこれから読もうというところでしたが、この本と結びつくところが多々あるかと思います。
その上で後半はどのように地域を捉えるかということで「システム思考」を学びました。
僕自身がシステム思考を学ぶのは、5年くらい前のファシリテーション講座以来になります。
当時はシステム思考についてを聞いて実践をしてみたもののいまひとつしっくり来ず、漠然と知った程度でした。
それ以来のシステム思考を考える機会となったのですが、どのようなものかということを聞いてから事例を用いて考えてみました。
すると5年前はあまりだったのが今回はシステム思考という考え方がかなり腑に落ちたのでした。
それは説明の中にあった東洋医学と西洋医学の違いが根本究明と論理的思考であるという話が、僕の中で考えていたアナログとデジタルの違いということと結びついたからでした。
以前に学んだ時は「システム」という言葉からロジカルなものであると思い込んでいて、さらには手法を正しくやることに引っ張られていたのだと気づきました。
手法を正しくできるようになることよりも、その手法を用いた時にどのように要素間や全体を観察するかが大切だということに今回で気づくことができました。
そしてこれがどうして分かるようになっていたのかというと、間違いなく経営ゲームの経験だと思いました。
経営ゲームの中で無意識のうちにシステム思考をしていたのです。
というよりもシステム思考が身につくことと経営ゲームが上達することは一心同体なものではないかと思います。
このことから経営ゲームを通してシステム思考を理解するというプログラムが作り出せないかと思いました。
これは試してみて形にしてみたいです。
このように1日目から大きく新しいことに気づいた講座となりました!