【連続投稿114日目 1452投稿目】
【作成日時:1/10 18:19~19:22、63分】
【らくだプリント 小5-32(続き)~34】
32番は前のらくだプリントの投稿にて紹介しているように小数の割り算から分数の割り算の問題が並んでいます。
そして33番も分数の割り算が続き、34番は分数と小数が混合のかけ算・割り算となっています。
分数の割り算といえばずっと考えていることがありました。
それは途中式をちゃんと書くことです。
32番のプリントでの話になりますが、分数の割り算で約分がある場合のやり方で、画像の1問目のとおり誘導として途中式とその約分がすでに印刷されています。
その次の問題からは自分でやるようになっているわけですが、いつもであれば必要もないし時間短縮のために途中式を省略して暗算で計算することが大半です。
ですが今回の分数の割り算に至っては2問目を見てのとおり、割り算をかけ算に直し、分数を逆数にした途中式を書いて解いています。
その次の2つは暗算でしましたが、逆に言えばこのぐらい約分が単純でない限りは途中式を書いているということです。
途中式を書いている2問目も、やろうとすれば暗算でできるかと思います。
しかし僕としてはそれ以上に勘違いして間違えるリスクやどっちが分母・分子か混乱する可能性の方が強いのです。
途中式をちゃんと書いている理由はほかにもあります。
この割り算の分数を途中式を書かずにそのまま横に約分して書き込んでやることもできないわけではないです。
ですがそれでも途中式を書くことにしているのは、横に約分することは分数の割り算の本質を何も踏襲していないからです。
そして横に約分することが、約分して÷についている分数の方が消えるうちはいいですが、約分しきれず残るものがあると結局分母・分子を入れ換えることになります。
そのようになり、さらに帯分数を仮分数にするとなっていった時に、この横に約分するというやり方では対応しきれない、発展性がなくすぐに限界が訪れるからです。
割り算の分数を横に約分してやっている子も多く見てきていますが、その時には必ず極めてオススメしないよと伝えています。
途中式は自分のために書くものですが、どの単元においてもそのやり方・途中式が一般的に推奨されているのにはそれなりの理由があることでしょう。
途中式を書かないで計算することも多々ありますが、それでも途中式のことは意識していたりします。
----------------------------
今後のイベント予定