【連続投稿72日目 1410投稿目】
【作成日時:11/29 19:18~19:53、35分】
先週末に大曽根のつどいの場として「つどいタウン」で開催されたイベント、「わたしたちはふつうコンプレックス」の上映会に参加しました。
大曽根に足を運んでいるためスピーカーが知り合いの人だったからというのもありますが、ほかにも参加理由はありました。
この上映会は主催の方がいろんな場で開催しているようで、この作品を上映していることはほかの場で行われるという情報のキャッチの方が先でした。
その時点でタイトルの「ふつうコンプレックス」という言葉で参加する価値があると直感が起こりました。
寺子屋塾で読んだことがある『「普通がいい」という病』がいの一番に思い浮かびました。
こちらの開催も知り合いの方が携わっていたのですが予定が合わず残念に思ったのですが、確か数日後に大曽根に行った時に今回のことを知りました。
「よっしゃ!」って思いましたね(笑)
ただ寺子屋塾での上映会の作品である「べてるの家」のような当事者研究的なものであるかと想像していたのですが、それは見当違いでした(^^;)
とはいうもののドキュメンタリー作品であり、その人たちをありのままに撮っていることには違いがありません。
主催者であり作品の監督である佐治さんがお子さんのことを機に「ふつう」に疑問をもったことから作られました。
縁のある場所である岐阜の養蚕場や滋賀で蚕から糸を作っている方、愛知県の山で林業を営んでいる方などにインタビューされていました。
映像もビビットなカラーの森が印象的で、生命力を感じました。
こういった作品を見ているとつい深い話がインタビューでされていることを期待してしまうのですが、子どもがただただ思うままに遊んでいたり、「ふつう」について質問したら山仕事のおじいさんは「ようわからん」「難しい話だな」(笑)
確かになんだかんだ人ってそんなもんだよなと思えました。
作品を見た後は対話の時間があって「ふつう」についての問いをなげかけられましたが、「ふつう」というものは有る・無いではなく「在る」のでしょう。