「「心理的安全性」を振りかざす部下 このギスギスをどうすれば?」という見出しのWEB上の記事を見かけました。
「心理的安全性」という言葉は組織運営でもワークショップに関してでも場の作り方のことになります。
「心理的安全性」があるからこそ立場などの表面上の関係性を超えて自分らしく振る舞ったり対等に関わることができるようになるといったものです。
無料会員登録すれば記事が見れるようですが、そこまでする気にはならなかったので内容は知っていません。
ただこの見出しから思うことが2つあって、1つは以前にも書いたように「心理的安全性」は「作る」ものではなく「在る」ものではないかということです。
itasan-kibunyasan.hatenablog.com
部下の立場からしても振りかざしているというのは結局作り出そうとしていることにほかならないでしょう。
もう1つ思ったことは、上司と部下それぞれが「心理的安全性」をどんなものと考えているかです。
心理的安全性があるとどのようなことが起こるのか、その起こることはどんなことを個人、両者、組織全体に及ぼすのか、なぜ心理的安全性が必要だと考えているのか。
このようなことが個人の解釈に加えて立場の違いからもズレがあるのではないかと僕だったら問いかけたいです。
まぁギスギスしているのならズレがあることでしょう。
つまりこれも「言葉のズレ」と「共感幻想」によるものであるという見方ができるのではないかと思います。
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