【らくだプリント 小4-6~7】
2けた÷2けたの割り算に入りました。
実はこの割る数が2けたのところは数か月以上前の時点から書こうと決めていたことが2つありました。
そのうちの1つです。
考え方の基本としては割る数・割られる数それぞれの十の位に注目して、十の位どおしで割り算をすることで商を立てるように説明されています。
上の写真の6番の方はこのように十の位どおしの割り算そのままで商が定まります。
ですが7番のプリントではそのまま考えると下の引き算ができなくなってしまうために商を1小さくするように、という説明になっています。
ですが本当に引けないでしょうか?正の数しか知らないのであればどうしようもないかもしれません。
ですがマイナスの数を知っていたらどうでしょう?
例えばこの問題はこのように考えられるわけです。
ただ、一般的にはあまりは正の数でかつ割る数より小さいもので答えるようになっているので形を直す必要はあります。
ですがあまりというものが、例えば割る数24であれば割られる数が1ずつ大きくなっていくと
なし→1→2→3→・・・→21→22→23→なし→1→2→・・・
と循環することを理解していれば今回の「-1」というあまりは23にあたるということも分かるでしょう。
この割る数が2けたの割り算というところは本当にすばらしいところだと思っています。
こうやって数の体系がどのようになっているかを理解することができて、理解できていれば自分なりにやり方を見出すことさえできるのです。
そしてそれは数字が大きくなるほど繰り出せる技が広がるのです。