【らくだプリント 小3-28】
この投稿を書いたのがWBCが終わって4日後と、まだ熱が冷めやらぬ時に書いています。
さて野球において、バッテリーは打者に打たれないようにと球種やボールを投げるコースを1球ごとに考えています。
それはいくら優れたピッチャーだったとしても、同じ球種・コースに投げ続ければ打者の目が慣れて打たれてしまうからです。
そしてそれは数学においてもあるでしょう。
昨日の投稿で数を「知る」ということの話をしましたが、知るまでにはならないとしても「慣れる」という場合もあるでしょう。
それがこのプリントのことです。
このように割られる数は途中以降は86~94、割る数は2~9となっています。
割られる数が86~94とごく限定的となっていることで、割る数ごとに、特に割る数が大きいほど答えの商は同じものが続くことになります。
僕であっても、はじめの方は即座に出なかったり書いてみたけど違ったから書き直すことがそれなりにありました。
それが問題を解くにつれて商を立てるのにすばやさに加えて精度も高まったのでした。
この慣れはあくまで短期記憶にあたるものなので、「慣れ」から「知る」にするためには何度も繰り返すことが必要になることでしょう。
そうではあっても、繰り返しやることで短時間で成果が表れるというのはすごいことに思いません?