【らくだプリント 小3-3】
前回の投稿で予告めいたことにもなりましたが、かけ算の筆算に入りました。
それはまさに昨日書いたようなことがそのままかけ算の導入として丁寧に説明されています。
それはさておいて、ここで何気にほかの教材と一線を引いているなと思う部分があります。
ここまで来て初めての文章題が登場しながらも、答えを書く欄には単位がすでに書かれているということです。
ここから言えることは、文章題はあくまで具体的なイメージを持たせやすいように採用しているのであり、覚えてほしいことはあくまでかけ算の筆算であるということです。
ここで単位を書くということをさせると、文章題を解くという要素が強くなることでしょう。
本来数学というのは数や演算、公理だけで完結するもののはずです。
それが国語とつなげられて文章読解が必要となり純粋なものではなくなっているのです。
それの是非は賛否両論でしょうが、このようなことが起こっていることは、少なくとも指導者は認識しなければならないことでしょう。