ファシリテーションの勉強会に参加する予定で、その会で使われるということで『プロセス・エデュケーション』という本を買いました。
とりあえず自分で1回ひと通り読んでたのですが、率直に言って投げ出したくなるほど分からない(笑)
読むこと自体は、2週間と時間をかけて読むことになるかなと最初は思ったのですが、ワークの実践の仕方が多く載っていたためにページの割には1週間ほどと思ったより早く読み切れました。
しかしながら理解が難しい、その原因となっているだろうことがいくつかあります。
1つは理論ベースであること。それゆえに専門用語やお堅い言葉がよく出てきてそれを消化しきれている手ごたえがないのです。
2つ目は章ごとの話題の境界が曖昧ということです。一昨日まで書いていた『GRIT やり抜く力』では各章に必ずキーワードが明確にありました。
しかし今回は題材が終始同じであり、似た「ような」ことが章をまたいで頻繁に出てくるのです。この「ような」を同じこと・新しいことと識別することが出来ていない感じがあります。
そして3つ目は現在の自分がどこまでを体得していてどこからがまだ未熟なのかが非常に曖昧なところです。
ワークショップとかファシリテーションなのだから感覚的になるものではあるわけです。
それゆえに意識はもっているけど常にではないとか、表層的な部分は理解しているけど深い部分は消化できていない、いやどこまでが表層的に当たるんだ、みたいなことが生じています。
一方で頭にしっかり入ってきたことは、プロセスを重視するワークショップ・活動において今まで完全に考えを持っていなかったことが書かれていた部分です。
そう捉えることも必要なのだとか、特にコンテンツとして「うまくいく」ことが必ずしも必要ではないことは考え方が広がりました。
そういったことは勉強会をやって考えを深めてまとまったうえでまたいずれ書こうと思います。