気分やさんの気ままなブログ

【検算と説明が学校とは異なっていて】

【連続投稿31日目 1671投稿目】

【作成日時:8/18 16:16~16:48、32分】

 

【らくだプリント 中2-11】

 

 久しぶりにらくだプリントについての投稿となります。

前回の方程式から二元連立方程式になったのですが、20枚近くあったものでかなり日を要することになりました。

まだ今日現在であと数枚を残しているところではあるのですが、書きたいことを整理したところ10個を超える見通しが立ちました。

ですので前半と後半に分けて、とりあえず1週間ほど続けて前半を投稿していこうと思います。

 

 連立方程式というのは

このようなものになります。

久しぶりに見るという人が多いでしょうが、「あぁ、あのめんどくさかったヤツか」という印象を持っている人もいることでしょう(笑)

解き方は解き方で触れる時が今後訪れますが、今回はらくだプリントの中での検算や説明の書き方に注目します。

 

 連立方程式において検算というと一般的には2つの文字の解を求めた後にその2つの文字の解を問題として与えられた式に代入して確認するやり方でしょう。

僕も検算するとなればこのやり方です。

ですがらくだプリントでは上に紹介した問題の検算として

このように行っています。

どのようにやっているかというと、問題として与えらえた式のうち2つ目の文字を求めるのに使った式でないもう1つの式でも最初に求めた方の文字の解を代入して2つ目の文字の解が同じになるか確かめています。

僕としても検算のやり方としては考えていないものでした。

(解を求めた際に不安だった時にこのようにやることはありますが、それは検算という認識ではいませんでした。)

ですがこれも確認の仕方としては理にかなっているのでこれでも構わないのかと、固定観念だったことに気づきました。

ちなみにらくだプリントではどうしてこのやり方で検算をしているか考えたのですが、これは僕の推測ですが、学習者により方程式をできるようになってもらうためではないかと思います。

 

 検算のやり方が学校での習い方とは異なるわけですが、ほかにも異なる部分があると感じました。

それが先の13番のプリントですが、

という、説明の書かれ方です。

説明の見本にしては、何と何の式を足すという説明がちゃんとされておらずの、横着な書かれ方となっているのです。

ここにらくだプリントと学校教育の根本的な目的意識の違いが垣間見えます。

適切な説明を書いている学校教育は、その書き方でやるようにということまで含めて考えると、人に伝えることを意識しているのではないでしょうか。

それに対してらくだプリントでは説明が簡素というのは、人のためでなく自分が解くために書いていることという考え方をもっているのではないでしょうか。

 

 今回の話は問題を解くこと自体の周辺の話になりますが、そのような部分にその教材の大切にしている姿勢が見えるのでしょう。

 

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