気分やさんの気ままなブログ

【かっこのある四則混合で算数が嫌いになりうる】

【連続投稿15日目 1536投稿目】

【作成日時:4/2 15:54~16:31、37分】

 

【らくだプリント 小6-24(1枚目)】

 

 1つ前のプリントもかっこのある四則計算でしたが、今回のプリントでは中かっこだけでなく大かっこも出てきます。

ところで、いつだったかは覚えていないものの5年前には既に考えていたことですが、算数・数学の嫌いになる単元はどこだろうかと考えたことがあります。

小学校の算数の範囲で考えると主な内容として、文章題、割り算、小数、分数、図形、そして今もやっているかっこのある計算なのではないかと思うのです。

ここでは1つ1つに言及しませんがそれぞれに理由はあると思っています。

今回のかっこのところですが、実はかっこの苦手が本格化するのはもう少し先のことになります。

おそらくそこのらくだプリントをやることになった時に、今回の投稿を引用してまた書くことになるでしょう。

ですから今回の投稿は来たるその時に向けての伏線ともいえることでしょう。

 

 かっこのある計算の厄介なところは、それまでも含めた計算ルールの複雑さと計算の手順の多さでしょう。

まず計算ルールについては、ごちゃごちゃとしたルールが追加されて続いていくことです。

これまでも分数の計算などややこしいルールのある計算はありました。

ただ分数についてはせいぜい分数の割り算は逆数に直して、あとは分数のかけ算、といったように前のことが身につけば1つ対応できれば済むようになります。

一方で今やっているところはどうでしょうか?

ここまでをたどっても、

・+-よりも×÷が先(①)

+・かっこを先に計算する(②)

+・(〔〕よりも){}かっこよりも小かっこを先に計算する(③)

というようになります。

しかも、

のような問題だと③に加えて①も踏まえる必要があります。

式の見抜き方があまり身についていない人からすればどこに注目すればいいか分からないでしょう。

そして手順の多さです。

中学の分配法則でかっこを外すということができるようになれば1度にまとめて計算することができるようになる部分がありはします。

ですがそれでも上の問題にはかけ算が混ざっていることで先に計算が必要な部分があります。

すると1度で計算することはできず、何手順かの計算が必要になってきます。

すると途中式も書くことになりますし、問題を解くことの爽快感も小さくなるのです。

爽快感が小さいということは逆にいえばストレスが強くなるということになります。

これがこの単元でイヤになる理由ではないかと考えています。

 

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