気分やさんの気ままなブログ

【第25回経営ゲーム塾B振り返り】

【連続投稿1日目 1522投稿目】

【作成日時:3/21 12:02~13:26、84分】

 

 昨日は投稿できずとなってしまい、連続投稿日数が183で途切れてしまいました(~ ~;)

気を取り直してまた今日から続けていこうと思います。

 

 さて2週間近く前になりますが3月の経営ゲーム塾を開催しました。

今回は初めての方だけでなく当日直前の参加表明をされた方もいらっしゃったり中学2年生の子が参加したりと参加者は7人!

経営ゲーム塾Bの方としては久しぶりに「めっちゃ人が集まったな~」という感じでした。

今回も参加者から感想をもらっていますが今回はこちらの都合で紹介は控えさせてもらいます。

ですが参加者の感想も踏まえて僕の振り返りは書こうと思います。

 

他者は競合者か協力者か

 今回の中で参加者からこのゲームに対して「他者とは競合するのではなくて協力するゲームですか?」と確認されました。

その話がまさに今回の参加者に配ったおみやげの話に書いたテーマでした。

開催した1週間ほど前に『新・創業時代』という本を読み終えました。

この著書は経営ゲームを作られた嶋崎喜一さんを含む3人の対談本です。

3人はファックスを通して経営ゲームをやって気づいたことをやり取りして追究していた過去があります。

この本ではこれからの時代に必要な企業経営の在り方や考え方、それらの理解に役立つ経営ゲームの特性・価値についても対談されています。 

この経営ゲームの特性の1つが競争型の構造が取り去ってありながらも競争型としても取り組むことができるようになっているという点にあるといいます。

相手とどのように取り組むかについてはゲームから与えられているのではなくプレイヤーが選択していることになるのです。

プレイヤー次第で競争型のゲームにも協力型のゲームにもなるわけです。

それはつまりプレイヤーの性格が表れることになる、競争型と協力型の社会を試すことができる、そして実社会の経営の在り方への問いかけにもなりえるのです。

しかも今回は人数の関係で2人の卓と3人の卓がありましたが、人数によっても関係性は変わることでしょう。

ただ今回の参加者の様子を見ていて印象的だったのは、うまくいっている卓はたとえ片方の人が販売できず相手の人も便乗して販売できる機会が来なくても2人で売れなかったと笑い合っていたことでした。

 

経営方針の立て方

 経営ゲーム塾では始める前に経営方針を立てた上で取り組みます。

それは振り返るにあたって自分の考え方が適切だったかを考えるためにぶれない軸を設定することとなります。

しかしこの経営方針を立てることが簡単な話ではないのです。

それは抽象度の問題です。

具体的すぎると柔軟性に欠けてしまいケースバイケースに対応できなくなります。

かといって抽象的すぎると結局経営ゲームをどのように取り組むかが明確でなくなってしまい、どのようにやるかという軸が結局ないなんてことになってしまいます。

ただ、実際に経営ゲームの中でどのように取り組むかを1つ1つ言語かしようとしたらキリがありません。

会社の規模が予期せず大きくなってしまうこともありますし(笑)

ミクロなこと(方策)は1手1手で変わるもので、方策は言葉上ではなく自分の内側で作り出されるものです。

経営方針も自分の内側から生まれるといえば生まれるものですが、その抽象度は言語化という抽象化の度合いに収まるようになるのかもしれません。

今の僕であれば経営ゲームの方針としては「4・5期目までに会社の規模を拡大することを目指しながら10期終了までの成長戦略を見通す」といったところが自分にとってちょうどな抽象さでしっくりくるように思います。

 

本気で取り組むほど分かることがある

 経営ゲーム塾の参加者を見ていてだけでなく、自分自身についても感じたことです。

僕の場合、最初は「会社の経営を学ぶもの」ということから入りましたが、繰り返し取り組んでいてある時に「人生の経営を学ぶもの」になりました。

最初の頃に比べて見方が広くなったからというのもあるでしょうが、ある種の枠のような決めつけをしていたら気づかなかったことでしょう。

決めつけをするというのは見限るということですから本気で追究することから遠のいてしまうのではないかと思います。

それは小学生向けの「黒猫タロウの屋台屋本舗」についても変わりません。

自分の生活に重なるかどうかが関係する部分もあるでしょうが、「本気で楽しむ」ことで気づきが現れることになるツールだなと感じます。

僕は容易に500上がりできるようになったTG-Eを今でもその都度取り組みます。

今回の経営ゲーム塾での様子を見ていても1つの問いが生まれたので試してみたりもしました。

すると2人で協力するとはいかなる営みかということを考えることができました。

2人で協力するということが研究にうって変わるもの、というよりも協力についての追究が1種の研究だったということに気づきました。

 

 

 次回の経営ゲーム塾の日程も決まりました。

5月は12日の日曜日に行うことになりました。もしよければご参加ください!

そして繰り返し参加されている方から10期最後までやってみたいという声も上がりもしました。

今までの経営ゲーム塾とは別の形で、対象を経験者に限定してTG-Eを1日がかりで取り組む日を6月に行おうと考えています!

参加したい人で日程を調整しようと思っていますのでもし興味ありましたらご連絡ください。

 

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今後のイベント予定

5/12(日)13:00~17:00 経営ゲーム塾B @寺子屋