【連続投稿99日目 1437投稿目】
【作成日時:12/26 17:14~17:53、39分】
振り返り忘れてしまっていたのもあってかなり経ってしまいましたが、今月の3日に数学の独立研究者である森田真生さんのトークライブに参加しました。
上の写真は自分の席から取ったものになるのですが、自由席ながら開始ちょうどに到着したものの、なんと最前の正面が空いていました!
特等席に座ることができました(^^)v
森田さんのトークライブには2017年にも参加したことがありましたが、それ以来なのでかなり久しぶりにお目にかかりました。
itasan-kibunyasan.hatenablog.com
その間に森田さんが出された著書も今回の開催理由にもあたる文庫版の『計算する生命』をはじめとして何冊かありますし、僕自身も『数学する人生』を買って読んでいました。
itasan-kibunyasan.hatenablog.com
森田さんも僕も変化しているということは想像に難くないことでしょう。
振り返るまでにこれほど経ってしまったので、さすがにどのような話だったかを具体的に書き出せるほどは覚えていません(~ ~)
ですが前回に参加した時に比べると、前回は専門的な難しい話もあって理解が追い付かなかったことがあったのに対して、今回は数学という枠を越えてこの世界を森田さんがどのように見ているかというような話だったように感じました。
このブログにちらばっているようなこの6年の間に深めてきた考えも相まって、森田さんが話されたたくさんの部分で共感したり考えが結びついたりしました。
聞きながらちらほらと書いていた走り書きのメモがあるので、伝わりやすいように補足しつつそれを書き起こします。
・「立ち止まる」と「立ち止める」
・自分から環境に負荷をかける、自分を取り巻く環境を「使う」
・感覚は不明確な世界
・homeostasis(ホメオスタシス、恒常性)・・・周囲の環境に溶け込もうとする性質がある
・「感じる」と「動く」の振動(=繰り返し)
・過ぎ去ったものを保持できる←『贈与』
・predictive processing(予測的処理)→予測によって動きが確定する
・「生きている」ことに対しての評価←AIは低く評価する
(AIにとって「良いこと」とは「賢い」こと、人が賢い=人がAIになろうとしていている(AIに従順になる)
↔人が生きること(感じる、情、))
・予測と実際の感じの差(=サプライズ)を最小化する
↔予測しなかったことに対しての楽しさ
の2つのバランスを取る
・自由意志によって取った行動から来る内省(あぁすればよかった)を、過去に向けると悔やみになる、未来に向けると拓かれていく
メモを見返して書き起こしていく中で、忘れていたこともかなり思い出すことができました。
今回の投稿を書き始めた時にはメモを書き起こす以上に書くほどのことは浮かばないかと思っていました。
ですが書き起こしているうちにもっと書ける感じがしてきたので明日からもう少し踏み込んだ話を書こうと思います。
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