【連続投稿76日目 1414投稿目】
【作成日時:12/3 19:18~19:58、40分】
先週に個別のインタビューゲームに立ち会って取り組んでいる時の様子を観察したり振り返りの進行をしました。
今回は普段はフリースクールをやっていて僕もお手伝いしたことがある「やごっち」でやることになりました。
インタビューゲームをした2人の感想です。
・今日は八事のフリースクールやごっちでインタビューゲームを行いました。ファシリテーターは板倉匡利さん、お相手はMさんでした。
席に着いて出して頂いたハーブティーを飲みながら、「今日は気楽な気持ちで、たのしんでやろう」(自分がリラックスした方が空いてもリラックスして話せると思うから)(できたらからだの緊張もゆるめてインタビューしよう)と思いインタビューをしました。
一番の発見は、Mさんの他己紹介文に、インタビューでMさんが発言していなかった言葉を気楽な気持ちで書いたらMさんが喜んで下さったことでした。(ちなみに最後のまとめの一文でした。)気楽な気持ちでインタビューをし、他己紹介文を書くとこの先どうなっていくか興味があるので、継続しようと思います。
またMさんが「インタビューしているときに間があると、相手が嫌な思いをしている思い込んでしまうことがあった」とおっしゃっていたのが、わたしにとっては新鮮でした。わたしは間をあけて話すことがよくあるので嫌な思いをしているのではないと伝えることも大事なのかも、心がけようと思います。(Hさん)
・質問する言葉、タイミング、こちらの状態、相手の状態、他にもあると思うが、それらの組み合わせで、相手から引き出せるものが違ってくる、出たものもその時の相手にとって、浅いものにも深いところにあったものにもなり。相手から引き出したいものをこちらがもし自在にあつかえるとしたら、回数を体験することと、相手を観察すること、相手の感じている世界をこちらも感じようとしたり、わかろうとしたりすることなのかも―――――――――・・・・。と今は思ってそこにいる。(Mさん)
お二人ともインタビューゲームを何回もやったことがある人同士であったということもあって、個別+僕ながらも広く深い振り返りになりました。
では僕なりに思ったことも書いていこうと思います。
その問いが尋問になっているかどうかは言葉のみによらない
振り返りの中でインタビューした時に尋問に感じなかったか気になったということを聞いた時がありました。
これを書いたMさんとしては自分の意見に相手が引っ張られることがないようにしたいということを言っていました。
それはつまり自分の考えが相手に伝わり同調や誘導が起こるということです。
確かに僕も立ち会って聞いていてMさんの意見が質問に乗っていた場面があったことは分かっていました。
しかし相手のHさんは尋問には感じなかったということでした。
ですが場合によってはその質問で尋問だと思う人もいるかもしれません。
そう、「場合によっては」なのです。
相手との関係性、お互いの状態、やり取りの流れといったような言葉とは別の部分です。
言葉とこのようなこと、どちらが尋問と捉えることになる比重が大きいのでしょうね。
”間”ができた時に手をさしのべるか見守るか?
この話が挙がった時に僕としては日常に直結する、ぜひ考えてみたい問いが出てきたものだと思いました。
会話を含めて話し合っている中で”間”が生じることはしばしばあるかと思います。
そのような時に質問や話題を変えたり何か付け足したりすれば相手のためになるかもしれない一方で、相手が自分のペースで考えているのだからそのまま待った方がいいとも考えることができます。
ゆえに妙なジレンマが生じるのですよね。相手に話させようとしている側に。
これもさっきの尋問の話と同じで相手によってではあるとは頭では分かるものの実際にどうするは難しい話でしょう。
これについてマイルールというかセオリーがある人っていますかね?
あるよって人がいたら詳しく聞いてみたいです。
どうなれば”解決した”となるか?
ものごとが解決するというのは、その前に必ず何かがあります。
その最たるものは「問題解決」とか「課題解決」という言葉があるように「問題」「課題」でしょう。
「課題」はまだ解釈の余地があるように思うのですが、問題は「問題」の方です(笑)
「問題」というとトラブルや予期しなかったことや改善したいこと、といった悪いこと(そうではないと捉えていればいいですが)と捉えていることでしょう。
そういった問題を解決するから「問題解決」ですが、過去は変えられないことですよね。
するからして二度と同じことが起こらないようにできたら「問題解決」というのかもしれませんが、対処的な施しだと別の形で「問題」が起きるわけです。
それは結局解決していないわけです。
そう考えてみると解決ということのカギは「問題」の捉え方と時間軸にあるような気がします。
うまくまとめられませんが、なんとなく最近「解決」という言葉の使われ様に疑問を抱くことがあります。
今回は立ち会うことになりましたが、さて僕のインタビューゲームの回数はこのまま41回で今年を終えるのでしょうか。
それとも誰かやる人が見つかって回数が増えるでしょうか。
※やる人が決まっているわけではないです。
そうして間もなく正式に情報公開できるでしょうが、1/21(日)にインタビューゲーム会を開くことになりそうです。
これまでやったことない新しい場所で行うことになりますのでお楽しみに!
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今後のイベント予定
12/10(日)13:00~16:00 黒猫タロウ体験会 @KAZU COFFEE