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昨日の投稿では上の投稿にてやったことを書いた桃鉄のことを書きました。
今日はその時にやったもう1つのゲームである「スイカゲーム」を紹介しようと思います。
スイカゲームはNintendo Switchにて購入してダウンロードできるゲームです。
ゲーム実況を見ているという人であれば突然爆発的に流行して、瞬く間に実況者それぞれが実況配信することとなったので知っていることでしょう。
実は2021年末にリリースされていたものでもあるので2年近くの時を経てブレイクしたというのが不思議な感じがありますね。
「ぷよぷよ」の落ちゲー要素と何年か前に流行った「2048」が合わさったようなゲームで、上からフルーツを落下させ、同じフルーツ同士がくっつくとさくらんぼ→いちご、メロン→スイカのようにより大きなものに成長します。
フルーツを落とす上のところにあふれてしまわないようにしながらフルーツを成長させていくゲームになります。
YouTubeなどで探してみればすぐに見つかりますが、ただフルーツを落とすだけというシンプルさながらだんだん苦しくなってくる難しさ、その裏に流れるゆったりとしたBGMが絶妙です。
ですがこのゲームがブレイクするほどおもしろいものであるのはほかにも理由があるのではないかと思います。
それは戦略を立てることができる予測可能性の中に潜む、わずかでありながらも大きく影響を及ぼす予測不可能性です。
正確にいえば物理演算ですから規則的ではありますがそれが人の思考の範疇を超えるために実質予測不可能なことが起こることにあたります。
たとえば落とすフルーツがランダムに出るとはいえ、なるべくどのフルーツが出ても大丈夫なようには考えることができます。
フルーツをうまく並べられれば連鎖して成長させられる、逆に進化させたいフルーツが離れると詰まってくる、ということも戦略を立てることができます。
これが予測可能性であることに対して、予測不可能性は次のような話です。
1つは連鎖させてみたら予期せぬほど大きな動きが生じることがあります。
これがまさに自分がやっていた時に起こったことで、まだ上のところまでスイカ1個分は余裕があったのにもかかわらず、4番目に小さいデコポンが上までふっ飛んでいきました!
実況動画を見て傾向と対策はしていたのですが、このようにふっ飛んでいくのは見たことがありませんでしたから、一瞬何が起こったか分かりませんでした(笑)
もう1つは思ったように置かれていたフルーツが転がらなかった・押し込めなかったでくっつけられなかったとか。
各フルーツには質量が設定されているわけですが、もうちょっと押し込めばくっつくのに押し込めないということがざらにあります。
また各フルーツは細やかにデザインされています。
ぶどうはデコデコしているので転がりにくいですし、逆にリンゴは丸いですから乗っているものが転がりやすかったり。
パイナップルについては、葉っぱの部分全てには物理判定がないながらも若干はありそうだとか。
スマホアプリで探してみると、人気に便乗しようと真似たアプリがいくつもあります。
しかしやっぱりちがうなと感じるのは、それらのアプリはどれも落ちるものが「まん丸」なのです。
ですから本家ほどの予測不可能性はないわけです。
スイカゲームを開発した方の緻密さがうかがえます。
結局この日にやったのは2回だけで、まだメロンさえ到達せずじまいとなってしまったのでもう1度やってみたいです。
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