先週末に経営ゲーム塾を開催しました。
前回の経営ゲーム塾の振り返りの投稿で、前回がガイド役を務めた12回目と書いていましたが数え漏れていたものがありました。
ですので前回が13回目、そして今回が14回目でした。
今回はやったことがある人2人、初めての人が2人という参加者の内訳で、初めての人とやったことがある人をペアにしてみました。
それでは参加者の感想を抜粋して紹介します。
・他の要素で抜けていたこともあるが、高価格の市場をねらうと低価格帯の販売カードがないというのは不思議だ、と思う。(Kさん)
・2回目以上の参加者は、各自挑戦していることがあるため、基礎のプレイングを観察できるとは限らないということを知った。今回の私は、「材料→仕掛品」「仕掛品→製品」の2工程を一度に出来ることの利点を見逃したせいで、利益を出せずに終えたことが分かった、それは向かい側の人を見ても分からずじまいだった。また、私とKさんは、共に相手を妨害し、共存共営の関係を築けていなかったことを理解した。次回は共に儲けていきたい。(Hさん)
・自分としては今日は最初から借金をして「もうけ」を意識しようとしたが、ペアの人の会社が想定外に大きくて、自社は堅実経営ぽくなった。会社が大きいと場を見るのがタイヘン。(数が苦手だからだろうか)
知らないうちに「協力してやるゲーム」がふに落ちているようだった。最初はペアの人はライバルだと思っていたなぁ。いつの間に変わったのか。今回3期で相手の方の仕入れで場の原材がなくなるかなと思うことがあり、「次買いたいです」と言えた。(Sさん)
・数字をとても意識して日常を過ごすことをそこまでしてこなかったので、いい機会になりました。リアルでの経営をシミュレーションとしてできるのはすごく良い学びになると思います。自分の人生を経営するという言葉が好きで、このゲームを通してより良い人生に少しでもなればなと。今回得た学びを日常に落とし込んで活動して参ります。(Mさん)
※11/24Mさん感想追記
今回は今回でおもしろい感想が出てきました。
尖った感想もありますね~。
では僕なりに振り返りつつ思ったことを書いていこうと思います。
経営規模が大きくなると
「会社が大きいと場を見るのがタイヘン」、えぇ、ガイド役はこれを2卓把握することになるのでさらに大変です(笑)
すると数に慣れているかどうかの問題だけではないことも分かってきたりします。
この卓の2人の取り組み方の特徴はなんといっても1期目から大きく借金をして初期から会社規模を大きくしたことです。
Sさんは300円、もう1人のMさんに至っては1000円もしました!
その資金を活かして製品生産能力を高める大型の装置を買ったり材料を大量仕入れしました。
それは1回の手番で動くことも大きくなりますから把握は大変になりますよね。
ちなみにMさんは用事があり2期目で早退したため僕が続きを引き受けて3期目をやりましたが倒産しました。
僕としては複雑になるような経営の仕方は頭が痛くなるものです(笑)
一昨日の投稿のスマホを長く使い続けていた話ともつながりますが、自分から不要に複雑にするのは嫌いな性分ですね。
なのでクレジットカードや「ポイ活」のようなことも、損してしまっているのは承知ながらも、考えることが複雑になりかえって考えるのに時間を使ってしまうことになるでしょうから基本的には活用していません。
まだ続きがあるのですが長くなりましたので、続きはまた明日に!