You Tubeでアニメ「capeta」の26話までが期間限定で無料公開されています。
おそらく今期のアニメの中にモータースポーツのアニメが2作品もあることを受けてではないかと思います。
自分が小学生の頃にやっていたアニメですが、今でも好きなものに挙げるアニメの1つです。
期間終了後に入れ替わりで27話から最終話が公開されるのではないかと思います。
「capeta」はカートやフォーミュラーカーに乗るレーシングアニメで、
幼い時に母を亡くした平 勝平太(たいらかっぺいた・通称カペタ)は、仕事が忙しい父に対して気丈にふるまうものの、退屈な日々を過ごす小学4年生。カペタの唯一のあこがれといえばかっこいいクルマ……。そんなある日、父は仕事先で捨てられていた材料を持ち帰り手製のレーシングカートを完成させカペタに与えた。早速走らせにいったサーキットで、実はそのカートはフレームが曲がったままのまっすぐに走らないシロモノであることにカペタたちは気づく。しかし持ち前のやさしさと智力をもってして、カペタはそのカートを乗りこなし普通に走ることに成功する。それどころか同じサーキットを走っていた極めて速そうなカートに迫り、抜き去らんとするほどの快走を見せた。そのカートに乗っていたのは、東日本ジュニアカート王者・源 奈臣。そして、奈臣とカペタの走りを見守っていた奈臣の母親・源 奈々子は、カペタに公式のカートレースへの参戦を勧める。
父親手製のカートで自身初の公式レース参戦を決意したカペタ。公式戦という未知の領域で、その走りの資質をさらに研ぎすましてゆく・・・。
といったように始まっていくストーリーになっています。
itasan-kibunyasan.hatenablog.com
このアニメの紹介は以前にも投稿したことがあるのですが、言うなれば僕が小学生の頃に数学を楽しむようになったのを支えてくれたものでした。
「今日お前はどんな風に走りたい?一緒に考えようぜ、オレたちの走りを。」
このセリフに出合ったことで当時数学を解く中で数学を解く自分と向き合って自己対話をしていたのでした。
26話もあるので長いですが、特に印象的なシーンをいくつか紹介しようと思います。
特にレースの場面ですが、このほかの部分については言葉にならない感情レベルで味わうようなところが多々あるのでぜひ通してみてください。
1:12:34~1:19:44 不備のあるカートで普通にはまっすぐ走れないながら、アドバイスと実際に走ってみての感覚でまっすぐ走る方法を見つけ出す。
3:01:00~3:02:54 練習では思うように走れなかったが、みんなのおかげで今があること、自分のことばかり考えてしまっていたと気づいて。
「ごめんな、お前のこと全然考えてなかったよな、オレ。オレ、自分のことばっか考えてあっちこっちぶつかって痛かったろ。悪かったな。今日お前はどんな風に走りたい?一緒に考えようぜ、オレたちの走りを。」
3:11:54~3:16:30 走る中でいろいろ試したり起きたりして自分のカートでの走りが分かっていく場面。
「お前と一緒に考えれば、いろんなことが、どんどん分かるぞ!車っておもしれぇ!」
3:46:27~3:49:03 練習走行はレコードタイムを出していた後、予選でもっといい結果を出そうとしたがミスをしてしまって。
「お前負けたような顔をしているやないか。ゴーカートのことはわしにはよう分からんが大事なことを教えたる。弱いものほど勝ち急ぐんや。勝負事は厳しくなればなるほど余計な気合は邪魔なんや。」
ちなみに鈴木茂波(小学生)の声はガンダム水星の魔女のニカやグリッドマンの六花などの声を担当している、当時小学生の宮本侑芽さんです。