気分やさんの気ままなブログ

【ここ半年で見た映画紹介③】

 さて、映画紹介も一旦は今回が最後になります。今回はまたアニメ映画3つを紹介しようと思います。一昨日のよりはこっちの方が有名かな。

 

○この世界の(さらにいくつもの)片隅に

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以前に地上波でも放送しました『この世界の片隅に』の続編です。戦時中の生活を描いた作品で、あらすじや前作の感想は以前に書きました。

 

 ストーリーの視点は前作と変わらず主人公のすずさんを中心として描かれています。ただ、新しい人物が登場していたり、物語の後半に新しいストーリーが組み込まれていました。

その内容の1つが、前作を見た人は気になったのではないかという部分が描かれていました。

「やっぱりそういうことだったんだよなあ」と思いましたね。

 

映画のレビューにもあったことですが、前作に比べると大人向けになったのではないでしょうか。言い換えればそれは深みが増したということにもなります。

 

 

○空の青さを知る人よ

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 『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない』(通称:あの花)を手掛けた監督の作品です。

 

話の中心人物の1人であるあおいは姉のあかねと暮らしていた。そして、姉のあかねには高校時代に慎之介という音楽仲間であり好きな人がいた。

しかし、あかねは両親を事故死でなくしていたため地元に残り、一方の慎之介は上京し、あかねは趣味も恋愛も諦めた。

それからしばらくして、町のイベントでミュージシャンを呼んだところそのメンバーに慎之介がいた。

あおいはもう1度姉に諦めた恋愛を実らせようと思った。が、今の慎之介は昔とは大きく変わっていて、応援するか迷うことになる。

そこに不思議なことに、かつての慎之介(シンノ)も同時に現れた。そしてあおいはシンノに恋愛感情を抱いてしまう。そんな複雑な関係に陥ってしまうストーリーです。

 

 話の設定としては『あの花』から考えたら似てなくもないかなというところですが、4人の心情は揺れに揺れます。

そして、この話の主人公はあおい、あかね、シンノ、慎之介、いったい誰なのかというところです。

見る人によって感情移入する人は異なるのではないでしょうか。一番話に出てくるのはあおいですが、絶対人によって分かれる。

ただ言えるのは、大人組にも高校生組にも泣かされかけたし、慎之介もやっぱりシンノだということです。

また、周りのキャラクターたちもストーリーをこれほどかというほど引き立てるし、その一方で松平健さんを起用するなど縦横無尽に見る人の感情を振り回してきます(笑)

 

 夢と現実と家族愛と恋愛が重なりに重なり合った激情型物語です。

 

 

デジモンアドベンチャー LAST EVOUTION 絆

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 正直、アニメはかいつまんでしか見ておらずそこまで知らないのですが、なんかデジモン好きな人が盛り上がっているのを見ていたら行きたくなりました。

 

 そんなんなので詳しいあらすじまで紹介できないですが、アニメでの「選ばれし子どもたち」が大学生にもなり、主人公の太一とヤマトは大学4年生になっています。

アニメから入った人に嬉しいのは、02のキャラクターたちも出てくるところでしょう。

また、この作品でエオスモンというデジモンが出てくるのですが、設定や力が凄すぎて「エオスモン、お前はいったい何なんだ?」というのが正直なところ(笑) それを倒すあの進化はさらに何なんだですが。

 

 しかし、そんな序盤中盤のぶっ飛び展開をすべてチャラにするあの終わり方はずるいですよ!あんなの見たら誰もが認めるしかないのではないかと思います。

 

 ですが、やっぱりデジモンといえば、和田光司の「Butter-Fly」に始まりAimこと前田愛さんのEDで終わることですよね~。

 

 ・・・ガッシュもこんな風になにか映画作ってくれませんか?テントモン・パルモンと前田愛、あのアニメの時間帯といったらやっぱり金色のガッシュベルが頭にちらつきますよね!?(分かる人分かれ)

 

 

 と3日間にかけて紹介してきましたが、どうしてここまで映画を見るようになったかというと、最近は映画がアート、表現として見るようになったからではないかと思います。

役者立てから、作風、映像、音楽、1つ1つが監督のこだわりなわけです。作品を通してその監督がもっているものを感じることが醍醐味になっているように思えます。

 

 ちなみに、明日もう1作品見に行く予定ですが、少し日を空けてから紹介しようと思います。