昨日の午前はインタビューゲームのファシリテーターを行いました。
主催した人は別にいて、その人がファシリテーターの募集をしていたので名乗りました。会の形式でやるファシリテーターは今回で4回目でした。
引き受けた時には参加者が大学生ばかりかと思っていたのですが、主催者の人も参加側に回り社会人2人、大学生2人となりました。
今回は2時間で構成したインタビューゲームなので最後は参加者に感想を話してもらって終わったのですが、ここからはファシリテーター視点でプロセスに関する振り返りを。
随所に準備不足だったところや進行に課題があったのはおいておいて、中身はおもしろくも新鮮なインタビューゲームに感じました。
まずペア分けでしたが、社会人2人、大学生2人の参加者で組み合わせになったのは社会人・大学生同士だったのでした。
一瞬組み合わせとして不適でないか考えたのですが、その組み合わせのまま進めました。(それに後から考えたらどういう組み合わせでも何かしら共通項がありました。)
インタビューが始まるとどちらのペアもどこか探るような感じがありました。
そこから印象的だったのが大学生ペアで、一言で表現すると大学生らしいインタビューゲームだと感じました。
大学生同士のインタビューの様子を客観的に見るのが初めてで、話題がどちらの番の時も大学の話はもちろん、好きなアニメ・マンガやゲームの話で盛り上がったのでした。
インタビューゲームを大学の授業で行なったという話を聞いたことがあるのですが、大学でのものもこういう感じの展開があるのではないでしょうか。
これもインタビューゲームの醍醐味で、その時の組み合わせというのは絶妙にマッチするものなのです。
もう1つ印象的だったのがインタビュー中のある場面。その人は聞き手だったのですが、聞き手の注意事項として「聞き手は聞くことに徹する」というものがあります。
説明をした時に「注意事項は推奨と思ってください」と話していました。
ですが、その人はインタビュー中に前置きで「ルール違反になっちゃいますが」であったり「僕のターンになっちゃうけど」と言ったうえで自分の話をしました。
このような前置きから考えられるのはルールは守らなければいけない、そこまでではな
くても守るべきものという意識が強かったのではないかと思います。
ではこの意識がどこから来たかというと、それはその人本人と、そして僕がした説明が重なり合ってのことだと言えます。
ルール説明についてはファシリテーターの時も参加者の時もいつも考えさせられます。
すべて言いたいことを言っていたら20分でする説明が40分50分になるでしょう。
もちろん不可欠な説明もありますが、進行に適した説明としては何を言うことにして後は質問されたら答えるみたいな部分があるのです。
何をどう説明するか、これはもっと経験を重ねることで深まることでしょう。
社会人の人と大学生の人それぞれ1人ずつが初めてのインタビューゲームだったのですがみんな戸惑うことなく順応して取り組めていてすごいなと驚きました。
僕なんて当時大学4年の時に初めてやりましたが、ルールに従ってよく分からないまま終わりましたから(笑)
あと参加者全員、他己紹介文の字がまっすぐ書けていたことにも驚かされました。
2時間という慣れない枠でしたが、ほぼ時間内に収まったのは安心しました。