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【形にするにはまず見えることから】

itasan-kibunyasan.hatenablog.com

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 昨日・一昨日と「zoneコーディネーター養成講座」の振り返りをしてきて、今日は最終日の振り返りとなります。

地域の捉え方から地域のニーズのくみ取り方を考えてきたということで、今回はそのニーズから具体的なアイデアを創出するための内容でした。

そして最終回にしてよくできているなと感じたのが、話の随所に1日目・2日目の内容とつながっている部分があったことです。

こういった連続講座で各回の担当者が別だと大筋は一貫していても1回ごとの中の部分でのつながりが薄いこともあります。

ですが細かい部分でもつながりがあったのは企画者4人の普段からお互いのことを知っていることからのチームワークだったように思いました。

 

 前半の内容としては想いを形にするにあたって自分1人ではできない、さらに継続性をもたせるためには人に伝える必要があるということで企画書や報告書などに落とし込むことを扱いました。

そしてレクチャーが終わってからグループワークで与えられた設定でロールプレイをしつつそれぞれの想いを紡ぎ企画にすることをやりました。

その中で見えたことは、しっかり企画書に落とし込むことができれば想いを形にできている、逆に想いを具体化できていれば企画書にできるということです。

ということは企画書にしてみれば想いをどこまで形にできているかであったり考える必要のあることの確認ができるということです。

すると企画書の良さを求めてしまいますが、それに関しては実際にある企画書のフォーマットをいろいろと真似てみて合ったものを見つけるのが一番手っ取り早いのではないかと思いました。

大学生も参加していましたが、自分も大学時代の経験から考えるとこういった類はまず真似てみていました。

(そっから「総括の総括」なるものを新たに生み出しもしましたし。)

いろいろと真似てみることで企画書を作る上で大切な中身・構成も分かってくることでしょうから。

中身と構成は分けて考えるといいのかもしれませんね。

レクチャー後のロールプレイでは、設定に沿って強い想いと地域のあれこれを知っている地域の人だけど商売意識と時間などの浪費は嫌うおじいさんを演じてやりました(笑)

僕がコーディネーター役だったらここに焦点を当てるように促すのにともどかしさがありながらも論点をずらしたり、楽しかったです←

説明のために引用していた数々の人物・書物・思想の話もおもしろかったです。

ジェームズモリアーティであったり『孫氏の兵法』であったり。

 

 そして後半には参加者自身の地域活動において大切にしたいことを考えるために、その人が「子どもの頃夢中だった遊び」と「これまでの地域とのかかわりの体験で心が揺さぶられたこと」を思い返しました。

それにあたってやったのがペアワークだったのですが、まさかの簡易版インタビューゲームでした(笑)、やりおったな(歓喜

2日目の人の想いをくみ取ることともつながっているこの時間でしたが、僕としても2日目の内容はインタビューゲームで深められると思っていてのこれだったので見事に回収されました。

とはいっても簡易版だったので、インタビューゲーム時間は10分でありテーマも決まっていて、他己紹介も文章に書き起こさず口頭で紹介としていました。

これはこれでインタビューゲームの応用の利かせ方ができるのだと知ることができたので、これは個人的に大きな収穫です。

 

 今回のzoneコーディネーター養成講座への僕の参加の仕方としては過去の経験や考えの積み重ねもあって再発見的な機会となりました。

あとは大学生の参加者もいたので、老害めいてはいけないながらも学びの深掘りや明確化は意識しました。

これからどのように大曽根と関わるかこれからも考えることになるでしょうが、いろんな方面でやってみたいことが見えた講座となりました。