昨日は現在通っている整体を紹介しました。
詳しくは昨日書いたものを見てもらえればと思いますが、痛みという問題、というか現象を根底から捉え、根本改善することを大切にしています。
itasan-kibunyasan.hatenablog.com
そこでした話の中で特におもしろいことだなと思ったのが、動物はギックリ腰や脱臼みたいな大きなケガをしたなんて話を聞かないですよねという話題です。
ネコは高いところから落ちても脊髄骨折することもなければ柔らかく受け身を取って何事もなかったかのように歩くじゃないですかという話を紹介されました。
ちなみにそれは調べてみるとネコは平衡感覚がすぐれているからだとか。
一方の人間はというと着地に失敗して骨折をしたり、身体への負荷に自覚がなくギックリ腰になったりするわけです。
するとなぜ人間は大ケガをして動物はしないのか、人間と動物の違いは何なのかという問いが浮かんだのでした。
これは僕の推測ですが、それは大脳があるかどうかの違いから来ていることではないかと思います。
人間は大脳によって思考ができますが、大脳のない動物は知能が高めの動物はいても人間ほどの思考力は備えていないでしょう。
すると動物は思考することがないので、その分を別のことに注げられるのです。
それがネコの平衡感覚といったように感覚に向かっているのではないかと思ったのです。
それはつまり身体と対話している(知能は低いので対話していることを自覚していない気がしますが)のです。
そして人間は大脳を働かせているので身体との対話ができていないのです。
ですがそもそも人間について大脳は後から生まれたものであるということ、大脳は身体を使役するのではなく身体(・心)を補助する器官であり、・・・という話になっていくのです。
そのあたりは4年前ですが書いたものがありますので載せておきます。
itasan-kibunyasan.hatenablog.com
ここまでの話は推察にすぎませんが、僕としてはこの推測が日常の様々なことと気持ちいいほど辻褄が合うことに思えるのです。