気分やさんの気ままなブログ

【TEDx NagoyaU2023アフタートーク会を終えて】

 8/9に、先月に西山君(ニシカズ君)が名古屋大学で開かれたTEDx NagoyaU2023に登壇したスピーチを受けてのアフタートーク会を開きました。

事の発端は1か月前の7/9に、このまま終わるのってなんかいろいろ惜しくない?と思って声をあげたことからでした。

ニシカズ君本人からも話したかったけど話せなかったことがあったということで開くことになりました。

であれば引き出し役がいてほしいということから僕が聞き手役をすることになりました。

さらにトークの内容も膨らませようと大曽根商店街の活動でニシカズ君と関わりがある人も巻き込み、TEDx NagoyaU2023アフタートーク会が作り出されました。

前半はニシカズ君と僕との1対1のトークセッション、後半は商店街でニシカズ君とつながりがある2人も加わって3人に質問してという形で進めました。

 

 さて当日のことを振り返っていこうと思います。まずは大変だったことについてです。

トークセッションの聞き手をすることは初めてであり、参加者は10人程度ながらも知っている人と知らない人が入り混じっている場でした。

事前の打ち合わせの段階では緊張はありませんでしたが、当日になると緊張してきて、ぎこちない進行をしているなあと思いつつ始まりました。

それよりも大変だったのは場の把握でした。

会場での開催に加えてオンラインでも同時に配信していました。

目の前の人だけでなくオンラインに声が入っているかも意識していました。

その上で聞き手として話を振り、かつタイムキープもしていました。

たとえるならば、木を見て森を見て、さらに外にいながら家も気にして、陽も見て、な感じです。

あとは参加者を目視していながらもどのように聞いているかまでは意識できなかったなと思いました。

森は見ているが森から発せられている気までは受け取れず、といったような。

そして自分自身に意識が向くことが本当にありませんでした。これが確固たる余裕がなかった証拠でしょう。

なので、どんな質問したかはまだ記憶にありますが、それに対してどんなことが返ってきていたかは実はほぼ記憶になかったり・・・。

(ZOOMの録画をしておいてよかった~)

いつも振り返りは1週間ぐらい空いてから書くこともありますが、今回は翌日に書いています。

ですが、これでも僕としてはかなりいろいろ手放すことができています。

本当に信頼できる力強い仲間と企画できたので、ZOOMの参加者の反応やコメント確認、参加者への対応や話している人をもてなすということは請け負いませんでした。

もっとこうできるようになりたいなと思う部分はありましたが、ネガティブな反省はありません。

進行・聞き手役としていい経験になりました。

 

 一方、肝心のニシカズ君たちの聞き手については僕としては難なくできました。

ニシカズ君と事前にインタビューゲームをやったというのも大きかったです。

itasan-kibunyasan.hatenablog.com

僕の中で今回の聞き手役というのは、インタビューゲームの聞き手そのものだと思いながらやっていました。

だから観客はいながらもやり取りはインタビューゲームをやっている時どおりでした。

誤解を恐れず言うと、参加者が聞きたいことを意識せずにいられました。

全幅の信頼をおける相手の人だったので、出てきた話を深掘れば自然と誰もがささる話になっていくと思えていたのでした。

インタビューゲームの応用とでもいいましょうか、やっぱりいろんな使い方ができると思います。

 

 あと僕としておもしろいことだなと思ったのは、後半になってトークをする人が増えると、話のテンポ感やノリ、雰囲気がガラッと変わったことでした。

1対1の時はかなり坦々と話が進んでいたように思っていました。

それが2人加わってからは、冗談であったり、それぞれの性格の違いが見えたり、そこから2者間のくだけた関係性も表れたりしていました。

話の内容を膨らますためのつもりでしたが、話の調子まで変わってよかったなと思います。

 

 僕としては本当に楽しかった上にいい経験になりました。

しんどかった部分もなかったわけではないですが、それが楽しいことでもあります。

ニシカズ君からもほかのゲストからも参加者からも感謝の言葉があったので開催してよかったなと思いました。