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【インタビューゲームって多様だな~】

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 昨日はプライベートでのインタビューゲームの振り返りでしたが、今日は翌日に開いたインタビューゲーム会の振り返りを。

今回が2回目でしたが、なんとか参加者は4人集まりました。インタビューゲームが1・2回目の人の中に何回もやっている人が入るというおもしろい組み合わせでした。

自分のつながりから集まった4人であり、1か所だけ顔見知りなだけで後はお互いにはじめましてだと思っていました。

しかし、軽く自己紹介した時に実は小学校の時のクラスメートだったことが発覚!確かにそれぞれがどのあたりに住んでいるか知っていましたが、まさか同じ学校だったとは。

そのようなことで盛り上がって始まりました。

 

 今回の参加者の感想を一部抜粋します。

・色んな観点や感じ方があるのが興味深いなぁと。グループでやる醍醐味ですね。

・質問する時に、答えを期待している節がどこかにあってそれがいいとは思えなかったです。

・このゲームは聞き手がほとんどの出来を握っていると感じた。話し手の伝えたいことをうまく引き出すことができれば相当盛り上がることだろう。

・質問にも様々なバリエーションがあり、使い分けられるようにしたい。(進む、掘り下げる、それる)

 やはり振り返りで一番多かったのは質問することについての部分でした。質問の仕方や深掘りのする質問の進め方についてです。

例えば仕事に関する質問をし続けていった時に、最終的に仕事内容についての情報のみになるのか、それとも人柄・価値観が出てくるかは「きき方」(訊き方・聴き方)次第でしょう。

 

 もう1つ聞き手に関することで、質問をした時にスカっと空振りをしたような感覚があったということが挙がりました。

深く聞くと、「こう返ってくるだろうな」とか「こう返ってきてほしいな」という私欲とでもいいましょうか、そのようなものを抱いている時があったということでした。

このあたりの話はまさに寺子屋塾でよく出てくることですが、期待・思い込み・決めつけがあるからカウンターパンチを受けてしまうのですよね。

関連して、話し手をよく話が出るように流れに乗せるように質問することがいいという話も出ました。

僕も流れを作るように質問しようとこれまでインタビューゲームをやってきました。しかし最近思うようになったことが、必ずしもそれがいいインタビューなのかということです。

答えることが難しいインタビューはどうなのでしょう?

 

 それから、振り返っている中でそれぞれインタビューゲームの目的が異なっていることが分かりました。相手のことを深く知ること、これは目標なのです。

ある人は他己紹介をカードにまとめること、またある人は自分が知りたいことを相手に聞くこと、といった具合です。

インタビューゲームの目的は人・その時々によって違うのです。

これは前日にやったインタビューゲームで質問されたことでしたが、何を目的にやり続けているのか聞かれました。

正直言って、今の自分には確固とした目的は実はありません。それもあってか、誰とインタビューゲームをしてもその人に合わせていつも振り返りをしている気がします。

ただ、その時に少し考えて言葉になった目的は、

・相手の人が持つ感覚・価値観を知ること

・コミュニケーションというものを深く理解すること(だったかなぁ←)

です。

ですが、違う目的でもそれらがつながり合っているからこそ、インタビューゲームはおもしろいコンテンツなのでしょう。

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 最後に、この2日間を通してファシリテーターとして思ったのは、最初のルール説明で与える影響が大きいことです。

「聞き手は話し手を助けるように聞いていくのですか?」と質問された時に強く思いました。

解釈を広げるために言ったつもりが固定観念を植え付けるところでした。難しいなぁ~