寺子屋塾で開催されたインタビューゲームをする会「寺子屋デー」に参加してきました。この寺子屋デーは毎年5/3と11/3に開かれています。
インタビューゲームは3月以来、32回目でした。全体の1/3はまだペアになったことがない人だったのでそれだけ確率があれば初めての人と当たると思っていました。
なかなか思い通りにいかないものですね(笑) 既にやったことある人、それもお互いにガンガンに経験したことある人同士になりました。
前回いつだったかと見返してみたら1年3か月前でした。
やり慣れた者同士、それもそれ以外の場でも話をするということで新しいインタビューゲームの境地が訪れました。
今まではルールが聞き手主導ということでけっこう「質問→返答→質問」と会話とは乖離した、インタビューゲーム特有の型のような感じがありました。
それが今回は特有の型っぽさのない、カフェで、ほかの参加者の感想の言葉を借りれば、まるで対談をしているかのような感覚でした。
それは日常のコミュニケーションとワークショップという非日常性をもつインタビューゲームがかけ離れているものという認識から一気に接近したものになりました。
一方、今までに考えなかったこともあります。
記憶が正しければ、2年近くぶりに聞き手を後にやりました。
インタビューゲームをやった経験が少ない人とだとお手本って感じで先に聞き手をやるようお願いされるということがありますが、経験者とでも先に聞き手になっていました。
それゆえ、先に聞かれたことを受けて質問を切り出すか、全く別のことを質問するか悩んだのでした。
別に本当は悩む必要はないんですけど(正解・不正解はないので)、なんか考えてしまいました。
そして今回のインタビューゲーム最大のオチは、やり慣れている者同士だったはずなのにインタビュー後に自分が相手に書いた相手自身の紹介文を相手の人が見て「あ、違うわ」ってなったことです(笑)
じゃあさっきのインタビュー内容はなんだったん!?という声が飛んできそうですね。
経験の浅い頃の自分ならなぜ相手の正しい価値観を引き出せなかったのかと自分を責めていたでしょうね。
でも今だからこそポジティブに思えます。それはそれでインタビューの空気感が生んだ1つの事実なのだと思います。
むしろ盛り上がったインタビューに流されず改めて話を振り返った時に違うと思えたことに大きな価値があったと思います。
つまるところ、同じ人と3回目もやれる余地があるということですね(笑)
あと今回は参加者でしたが、ファシリテーターの経験がある身として会の進行が興味深いものでした。
ファシリテーターも自主性で務めるので毎回様相が異なるのですが、特に特徴的でした。ぜひファシリテーションについての話を交わし合いたいと思った1日でした。