気分やさんの気ままなブログ

【「好き」と「得意」の関係は一意?】

 何かで見かけたのですが、「好き」と「得意」についての関係性について、そこでは確か「好き」である人は「得意」であることが多いということが書かれていました。

僕も数学は「好き」が先にあって「できる」(ほぼ「得意」と同じことと見ていいでしょう)と思えるようになったと自覚しています。

ですが「好き」と「得意」は近しいことではありながら人によって解釈が異なる上に関係性も多様にあることでしょう。

小学校高学年に方程式を知った時から数学を「好き」だと自覚をしていましたが、これには能力と無意識と認識が絡んでいます。

自覚した時点以降では「好き」が先で「得意」がそれに伴ったという見方をしていますが、もしかしたら先にできていたからこそでもあるかもしれません。

強烈な印象があった時を切り出しているだけにすぎないわけです。

 

 そして「好き」と「得意」のようにポジティブなものが結びついていない場合もあり得るでしょう。

「できない・分からない、けど好きだ」とか「できるけど好きなわけではない」とか。

僕も中学校で教えていた時に子どもたちにこうなってくれたらと願っていたことの1つは、数学が苦手でよく分からなくても好きになってくれることでした。

 

 そういえば「好きを仕事に」ということを人や本から聞くことがありますが、こうやって考えていくと一概には言えないことが分かってきそうですね。

じゃあ「得意」も合わせてみればどうかと思いましたが、「好きで得意を仕事に」も的を得ているか怪しいですね。