【らくだプリント 小3-18(続き)】
さて、あまりのある割り算ですごく肝となるのが引き算であると思っています。
割り算であまりがあると、どこか気持ち悪いとかおさまりが悪いとか思いません?
プラモデルでいうならばパーツを取り外した時に残ってしまった「バリ」です。
だからバリを取ってこそキレイで完成されたものになるのです。
だから僕がいつもあまりのある割り算をする時の考え方は、何を引けば美しいものとなるのか、です。
なのでらくだプリントでは
7-6=
2×3+▢=7
となっていますが、僕の感覚としては
7-▢=6
7-▢=2×3
という感覚なのです。(違いが伝わるだろうか?)
数学と美しさは特に密接なつながりがあると思っていますが、それが強く感じられるところの1つがこの話だと思います。
ちなみに中学生の頃だったでしょうか、この考え方をしていたら自然と高校以降で習う、モッド(mod)・剰余類と言われるものを考えていたのでした。
その当時はモッドなんてものも知らないし、あまりを取り払った時の美しさのことも自覚的であったわけではなかったですけどね。