【らくだプリント 小1-19(続き)~20】
20のプリントの終わりがけに今までにはなかった「3+11」のような、あからさまに後ろの数の方が大きいものが出てきました。
人によることではあるでしょうが、僕は「3に11を足す」という考え方はなかなかやりにくく感じます。
なので「11+3」と入れ換えて考えます。
やりづらいからこそ「足す数を入れ換えてもいい」ことに気づくことになるのではないでしょうか。
ここ以前の時点で気づくこともありえますが、1ケタ+2ケタが出てきたこのプリントの問題こそやりづらさが際立っているかと思います。
そしてこの入れ換えてもいい(数学的には「可換である」といいます)ことが非常に便利なものにさせているのではないでしょうか。
入れ換えることができるという性質があることで足し算というものが単純なものになれている気がします。
中には入れ換えることができないものもあるわけですから。
そしてこの「作用させる順番を入れ換えることができる」という話が高校以降で合成関数を学ぶ時に活きると感じます。