一昨日にも投稿したとおり、掛け持ちしていた時計店の方の仕事を辞めました。
どうして時計店で働き始めることにしたのかはその時に書いたものを見てもらえればと思います。
itasan-kibunyasan.hatenablog.com
さて、結局この経験で得られたことはなんだったのでしょうか。
1つは特別興味・関心のない分野の仕事ができるかどうかです。
「ある程度」までできることが分かりました。理由は単純明快で覚えればいいだけです。
お客さんが来たらこうしてね~、売れたらこうしてね~、時計の最低限の知識としてこうだよ~、電池交換はこうするよ~、修理の受付はこうだよ~、これだけでできます(笑)
もちろん細かい業務はほかにもあるのですが、それは最悪聞けばできるので。
しかしできるのは「ある程度」までなのです。これが正社員ではやっていけないなと実感した致命的な理由ですが、その先に行くのに必要だと思ったのは好きになれるかです。
お客さんの8~9割ほどはただ単純に時計を求めている人といえるのではと思います。
しかし残りの1、2割はマニアなのです。
そういった人たちにも向き合うためには専門知識を自分から手に入れに行かないといけないのです。
ほかの店の店長さんと話をしていた時にそれを痛感しました。
暇な時間はあったので調べようとすればできたはずですが結局できずじまいだった、それがすべてでしょう。
3つ目はマネジメント業務を経験できました。
店長がいなくなり常駐の店長がいなくなったことで店の管理をせざるを得なくなりました。
大変ではあったのですが物品管理、人の連携構築、店の運営方針づくり、施設との渉外をやることになったのは今ではいい経験ができたと感じます。
そして大部分を占めたコミュニケーション面です。
1つは対お客さん。今までのコミュニケーションの図り方と大きく異なったのはその時限りの関係でいいというところです。
これまでの人間関係ってけっこう時制の幅があるものだったんですよね。
それが前提のコミュニケーションをおのずとしていたわけです。
ですが扱っているものがだけに、1人の人にそう頻繁に利用されるわけではありません。
だから最低限の関係づくりでよかったというわけです。
逆に言えばリピーターが来た場合にはその人とはもっと親密になっておこうと思いました。
もう1つは対スタッフ。まぁいろんな人がいましたね(笑)
この人のふるまいは見習いたいなとも思いましたし、内心これはキツイなという人もいましたし。
会社の中で最も重要度が高い問題は人間関係の問題だと思っていました。これを抱えると何もいいことがなく、いいこともこれに飲まれてしまいますから。
発見したらいち早く解消しないといけないのだろうと思います。
しかし自分がここまで抱える必要がないなと思ってそこに手をつっこむのはやめました。
正社員であればまちがいなく手を入れたと思いますが、あくまでもバイトだったので。
逆にこだわっていたのは個人として誰とも仲良くなりました。エリアマネージャーともその上の人とも。
おかげで順風満帆で、お客さんともそうですが人間関係がよければなんだかんだなんとかなるなと感じました。