Prime smash!の解き直しをやっていた時に、3ケタ×2ケタの筆算の普通よりやりやすいのではないかというやり方を見つけました。
正確には2ケタ×3ケタとして筆算をするのですが、例えば「21×123」で説明したいと思います。
このような問題があった時、今までの僕ならこのままやると下の画像のように3段になって場所を取るし足し算も多くなるしということで「123×21」の筆算をしていました。
そうすればば2段で済むので。
ですがこの時に考えついたのが次のようなやり方で、2ケタ×3ケタながら2段でできる手です。
なにが起きているかというと、元のやり方の1段目の「63」と3段目の「21」が1段にくっつきました。
これがひらめいた背景には、1つは「21×103」のように3ケタでも十の位が0だったら意外と楽な筆算ができるんだよなという発想です。
もう1つは、ここからマニアックな話になりますが分配法則を考えたのです。
○×(△+□)=○×△+○×□
というのが分配法則ですが、これを21×123に使ってみて
21×(103+20)=21×103+21×20=2163+420
と考えたのでした。
使い勝手は、3ケタ×2ケタで考えるよりもやりやすい時もそれなりにありけっこういいなと思っています。
数学というものは見方を見つける分だけやり方が引き出しを増やせるなと改めて実感しました。