気分やさんの気ままなブログ

【インタビューゲームに「必ず」はない】

 寺子屋塾で開催されたインタビューゲーム会に参加しました。

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今回の参加者は僕以外に7人いて、まだやったことない人が2人、1回やったことがある人が4人、2回やったことがある人が1人でした。

そんな内訳だったのでまぁ今日は1回やったことある人と当たって3人目の2回目の人が生まれるかなと思っていました。

しかし確率とは当てにならないものですね、なんと1人しかいない2回やったことがある人とペアになりました(笑) 定めは確率を凌駕するってことですかね。

それも3か月ぶりと言えば空いているように思うかもしれませんが、2回ぶりという比較的最近やった間柄なのがそんなバカなという。

 

 今回やってみて特に印象に残ったことを2つ。

1つは今回ならではのことで、ペア決めの時にカードが用いられたのですがそれは高校生の進路を考えるのに使うツールで、1枚に1つ、番号と質問が書かれています。

相手の人がその質問をせっかくだからインタビュー中に使ってみようと言ったのでした。

面白い発想だと思ったのと自分のカードが「次にどんなアクションをする?」という、インタビューに比較的使いやすい質問だったのでその話に乗ったのでした。

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使いやすいと思ったのは、インタビューの終わりがけに今後のことを聞いて収束させることができると思ったからです。

しかしそれがやってみると使いづらかったのです。それは相手への質問の流れが持続して、今後のことに切り返すタイミングがなかなか来なかったのです。

終わりがけに使うことができましたが、20分間の終わる2分前にようやくでした。

頭の中で描くビジョンと実際とはやはり異なるもので、それが決めつけないことの大切さや今起きることの面白さだと改めて感じました。

 

 もう1つは最初の切り出しの質問です。相手からの最初の質問で「何か話したいことはありますか?」と聞かれました。

このような切り出し方をしたのは相手の人が過去にそのようなやり取りを体験、目の当たり、あるいは使ったことがあるからなのだと思います。

というのは僕も別の時にそのような場面を目の当たりにしてその時の振り返りでも話題になったからでした。もしかしたらそこに今回の相手の方も参加していたかもしれません。

しかし今回僕はその質問に対して「特に今話したいことはないです」と返しました。
それで相手の人は困ってしまいました。(よっぽど何か出してほしくてその後「本当にないですか?」って押されました(笑))

過去に目の当たりした時にそれでうまくいったのはその時の相手に話したいことがあったからでしょう。

相撲で例えるところの立ち合いでしょうか。立ち合いが合えば組み合った白熱した展開になりますが、合わなければ力余っていなされて倒れてしまうみたいな。

実際この「何か話したいことはありますか?」という質問は主催者の井上先生も言っていましたが、最初ではなく途中にこそ活用しやすいものでしょう。

ですが、書きながら最初にこの質問をして「ない」と言われても必ずつなげられる展開を思いつきました。やってみなければ「必ず」ではないですが、おそらくいけるな。

しかも面白いことが引き出せる気がします。

ということで次回はこの仮説を実証してみようと思います(笑) 

でもこれが使えるのはインタビューゲームをある程度やったことがある人かな~、やっぱり必ずじゃないや←