気分やさんの気ままなブログ

【はじめての人から教えてもらうことがある】

 16個目のインタビューゲームの振り返りを。これでたまっていた振り返りを消化できました。去年の年末にやり、相手の方はインタビューゲームがはじめてでした。

 

 今回インタビューゲームをやっていて印象に強く残ったことはインタビューをする速さについてです。インタビューゲームではインタビューしたことをもとにして最後に文章にまとめるのでできるだけたくさん聞いた方が内容は深くなるはずです。しかしこれには例外があるのだと思わされたのが今回でした。自分が投げかけた質問に対して相手の人はじっくり自分の中で話をまとめてから話していました。「まとまってから話していいですか?」と了承を求めても来ました。この時に「とにかく思い浮かんだことから話してくれればいいですよ。僕がまとめますから」というようにして話すスピードを上げさせる展開もあったかもしれません。しかし、あえて「いいですよ」と言ってゆっくりの展開にしました。まとめる時に分量がいつもに比べて少なくなって浅くなってしまうとも思ったのですが、直感でですが、相手の人のペースに合わせた方がいいインタビューゲームになると思ったのです。それに内容がいつもほどでなくても今回は今回だと、それもまた一興と思ったのでした。結果としては文量はいつもほどではありませんでしたが、それでもお互いに不満はありませんでした。

 

 このことも関係していますが、自覚はないのですが、相手の人の感想を聞くとどうも僕はインタビューゲームをやった相手の人にやってよかったと思ってもらえるように行なっている部分があるみたいです。インタビューゲームが初めての人、数回しかやったことない人とやることがこれまでにそこそこありました。そのような方々から感想を聞くとよく「最初は不安だったけど、おかげで楽しかった、やってよかった。」などと言ってくださることが多いのです。確かに先ほどのことみたいに意識的にしていることもありますが、やってよかったと思ってもらえるようにという意識は持っていませんでした。でもそのように思っていただけることはとてもうれしいのでお相手できてよかったと僕の方も思います。

 

 逆にはじめての人だからこそ何回もやってきている自分が教えられることもあります。慣れていない人ほど文章のまとめられ方が新鮮なのです(笑) 最近はこれを楽しみにしている部分もあります。それだけでなく今回は、感想で「楽しかった」ということに対してでもはっとさせられました。僕はやりなれてしまったが故にどうしたらいいインタビューゲームができるかと研究色に染まっていて楽しむということを忘れかけていたのでした。楽しいとか幸せとか、当たり前の感想がかえって響いたのでした。これからも忘れずにいたいと思います。