何日か前にやりたいという投稿もしましたが、週末にオンラインでインタビューゲームをやりました。(インタビューゲームって?って方はこちらをどうぞ↓)
itasan-kibunyasan.hatenablog.com
相手の人はインタビューゲームが初めてでしたが、これまでにインタビューゲーム会への参加に声をかけたことがあり、興味を持ってくれていた人でした。
その上、大学時代にやっていた生協学生委員会つながりの人でした。まだ委員会つながりの人とはやったことがなかったので念願でありました。
相手の人と振り返って特に考えたことを2つ。1つ目は相手から価値観や考え方を引き出すことについてです。
インタビューゲームにおいて目指すところは、20分間という限られた時間で相手の深いところにある価値観や考えを引き出すことです。
そのために質問をするわけですが、スタートした時の切り出し方はある程度いろいろあるでしょう。
今回はお互いベタに今・それまでに所属していたことについて聞くことからはじめました。
ですがその最初の時点で「あなたが大切にしていることは何ですか?」みたいな質問するでしょうか?面接でも同じでしょうが、大抵しないでしょう。
もしされたら僕は何を言えばいいんだろうってなってしまってフリーズしてしまうと思います(笑)でも多くの人がそうなるのではないでしょうか。
もし答えられた人がいたとしても、それはその人の価値観の中でも非常に浅い部分ではないかと思います。
それっていうのは氷山で例えると分かりやすいのではないかと思います。
価値観というのは氷山の海底奥深くの部分にあり、水面上にいる人には見えないところにあるのです。
だから所属など氷山のごく一部である、水面に出ているちょっとの山の部分から手をかけ始めることにほかならないのではないでしょうか。
別に当たり前のことじゃん(笑)、そう思った人もいるかと思いますが、こういったことを何度も再認識することが重要だったりするんじゃないかな~と思ったりするのです。
2つ目は「優れたコミュニケーション」の本質はいかに相手のことを思いやることができるかにあるのではないかということです。
聞き手は相手に質問する、話し手は相手の質問に答える、これがそれぞれの役割で、それをしていればインタビューゲームの形にはなります。
その中で、聞き手の時は質問をしている一方で、言いにくくさせてないか、まだ言いたいことはないか、など自分の役割と別の相手に関することを考えていることがあります。
話し手の時は自分の話をしている一方で、相手が聞きたかったことを言えているか、自分が話しすぎておいてけぼりにしていないか、など相手のことを考えていることがあります。
それこそが日常でのコミュニケーションの良し悪しを決める本質なのではないでしょうか?
だとすれば語彙力が優れているかどうか自体は本質ではないのかもしれません。
お互いの生協学生委員会での関わり以外の面のことを知ることができ、その上でインタビューゲームのことと絡めて共に活動していた時のことを回顧できた充実したインタビューゲームとなりました。
おっ!30人目とキリいい回だったみたい!