気分やさんの気ままなブログ

【インタビューゲームで好きなことを問う】

 しばらくインタビューゲームの振り返りをしていないなと思い出したので。15人目の人とは12月の頭にやりました。1か月以上前からやりましょうという話をしはじめてからようやくできたのでした。

 

 今回、相手の人にインタビューをしてみたいと考えていたことは実は決まっていました。それがちょうどこの記事に書いたように「好きの本質」についてを考えていた時だったのです。そこでインタビューゲームで相手を深堀していくということがちょうど好きの本質を探ることとマッチするのではないかと思ったわけです。どのようにしてどこまで「好きなもの」から「好きなこと」を探れるのか試したくなったのでした。

 

 でしたので、最初に聞いた質問はダイレクトに「好きなことは何ですか?」でした。それに対して返ってきたのが「音楽」でした。やはり予想通りで「好きなこと」ではなく「好きなもの」が返ってきたのです。そこから相手の人にとっての音楽の存在を聴いていき、最後の5分で改めて「音楽のどのようなところが好きですか?」と聞いてみました。すると相手の人のこれまでの経験がこもった答えが返ってきたのでした。おかげで相手の人にとっての音楽というものの価値を言い表すことができました。

 

 ただ一方で、これはまだ「好きなこと」が溶け込んだ「好きなもの」だとも思っています。今回は好きなものの1つで音楽が出たが他に好きなことは何か、それらに共通していることはないか、というように探ってようやく「好きの本質」は現れるのだと思います。とは言ってもじゃあもっといいアプローチがあったかと言われると、20分という限られた時間の中ではここまでしかできないようにも感じます。訊き方で多少は早くできるかもしれませんが新しいことを訊くのは難しかったかなと。

 

 それから、話し手だった時に難しかったのはルールで言う「聞かれていなくても話していい」の部分でした。相手の人の質問が詰まっているわけではないのですが、答えながら、この内容で相手の人は自分のことを書きまとめられるか、と思ったのでした。話しすぎなのも避けたいですが、逆に質問を答える上で自分で適度に補うことも必要なのだと思いました。

 

 あっ、プライベートの時の相手の人との写真を撮ることをまた忘れた・・・。