気分やさんの気ままなブログ

【「らくプリ」その22-変化と対応と維持】

 もう1つ東京でのお土産話ですが、毎日のらくだプリントを持っていってました。しかし相田みつを美術館に行ってICCに行ってで夜に会う時間まであまり時間が無くなってしまいました。ただ家に帰ってからは時間的にやらないだろうということで、いつも自分でやっている振り返りをしなければギリギリできるんじゃないかと時間のメドを自分の中で立てられたのでやることにしました。

 そのような心の状態でやってみたらおもしろいことになったんですね、これが。いつもどおりのスタイルでなく速さ優先の途中式書かずのスタイルでやり遂げたのでした。この感覚でやったのは遡ること大学入試以来です。特に最近ではらくだプリントを続けてきて力を抜くような自然体を心がけていたのでなおさら今では真逆の縁のないと思っていたスタイルで、もはや「まだこうやることができたんだ」とさえ終わった瞬間に思ったほどでした。

 ですが、やり終わったら時間ギリギリで焦って道に迷ったり電車を乗り間違えたりして時間に間に合わなくなってしまったのでやはり間に合っていたようで間に合っていなかったなと思ったものでした(笑)

 しかし、この話にはまだ続きがあります。問題はその翌日です。野球のピッチャーでもそうな気もしますが、一度いつもどおりのことから離れるとなかなか即座に戻すことができないものなのです。この日は別に時間が詰まっているということはもちろんなかったのですが、これでも行けると思ってしまったがゆえに昨日と同じようにやってしまったのです。結果は時間は早かったものの5問間違いと大荒れでした。上手くいかなかったのは問題を解きながら感じていました。それはこの日は本当に切羽詰まった状況ではないということです。それだけははっきり言えると思えました。余裕があるから答えが合っているかと解き終わった時に変に気にかけだして悪い方に向いてしまったのでしょう。切羽詰まった時だからこそのあのスタイルであってちょっとでもバランスが崩れると使い物にあまりならないのです。

 

 今の自分に対して自分の中の意外な一面に気づけたとともに特殊は特殊なのだと思った2日間でした。