【連続投稿120日目 1458投稿目】
【作成日時:12/20 15:46~16:00、14分】
【らくだプリント 小5-37(続き)】
昨日の話は2つの数の最小公倍数を求めるにあたっての話となりました。
itasan-kibunyasan.hatenablog.com
このプリントは3つの数の最小公倍数を求める話なので3つになった時に変化することを書こうと思います。
3つの数の最小公倍数を求めることになった時には、最初に考えていることは3つの数をまとめて相手してもいいものかどうかでしょう。
3つまとめて相手をしてもいい場合というのは
のように1番大きい数に残りの2つが吸収される場合と、
のようにすべて共通の因数をもたない、互いに素な時です。
前者は1番大きい数、後者は3つの数をかけあわせた数が最小公倍数となるわけです。
一方で
のような場合には(反射的に分かる場合は別として)3つまとめて相手にしないわけで、このような時は2つだけを取り出して考えるわけです。
例えば上の例でいえば、最初に8と9の最小公倍数を考えて72となり、そして6と72で考えています。
これは数学に限った話でなく、一般的に生じる問題を解消することにもいえることでしょう。
その問題が単純であればいいですが、いくつかの要因が複雑に絡んでいた時に全部まとめて考えてもラチがあきません。
ですから問題の焦点を探したり1つ1つ相手にすることでクリアされていきます。
最初のようにまとめて相手するか、それとも部分的に取り出して考えるか、全体と一部分の両方の見方ができることがポイントでしょう。
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