【連続投稿79日目 1417投稿目】
【作成日時:12/6 24:13~24:45、32分】
itasan-kibunyasan.hatenablog.com
昨日の投稿の中でも場づくりや企画づくりをすることの入り口に立った人に向いているなと思った本が堀さんの『ワークショップ入門』です。
場づくりやワークショップに関しての本はたくさんありますが、たいていは「広く深く」な内容になっているのです。
場づくりということ自体が生身の人間が集まるものでありその場の瞬間で起こることを扱っているためにケースバイケースが際限なくあるものです。
それゆえに「いい本」であるというのは自然と内容が深くなっていくのですが、言い換えればそれは複雑になるということです。
そして深さに応じて広さも必然的に大きくなっていくのです。
すると場づくりの基本を身につけている人からすればより深めたいという願望に沿えるものですが、これからという人には何が根幹であるかを見つけ出すのに苦労するでしょう。
それに対してこの本は「浅く広く」な内容になっているのです。
ワークショップにどのような要素が含まれているか、プログラムの構成要素は何があるか、進める人(ファシリテーター)は何に目を向けるかなどがひと通り書かれているのです。
一つ一つの要素について詳しくは書いていないのですが、そこは教える人が必要に応じて補足すれば解消します。
すると特に今回のようなプログラムをデザインをすることになっているなら、実際に考えながら参考書のように詳しく知りたい部分を読んで活かすことができるのです。
例えば参加者が初めましての人同士となるワークショップで最初はどうしたらいいかと悩んだら「チェックイン」のところを読んでみればいいわけです。
すると実はやり方もただ話すこともあれば紙に書いてからやることもあることが紹介されているので考え方が広がりもするわけです。
もう場づくりに慣れてしまっている人とまだ慣れていない人がいると知らないことを知っているつもりで進めてしまうこともあるかもしれません。
そういった点でも認識を確認したりそろえたりするツールとしても使えるように思えます。
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今後のイベント予定
12/10(日)13:00~16:00 黒猫タロウ体験会 @KAZU COFFEE