気分やさんの気ままなブログ

【打ち明けたい場面にも使えるインタビューゲーム】

 ここ4か月ほどで自分のことについてはっきりしたことがあります。それは悩みを人に自分から相談することが苦手ということです。父親も弱音を言ったり相談しない性格なので、残念なことに親譲りなのでしょうか。

 

 しかしそんな自分が人に打ち明けられる方法が1つあります。それがインタビューゲームなのです。別に悩みを打ち明けることがインタビューゲームの目的というわけでもないですし、それに自発的に言うという感じではなく相手の質問に答えていると自然に引き出されるのです。そう実感したのが11月にやった自分にとって13人目の、寺子屋塾でのインタビューゲームでした。

 

 今回の相手の人は、自分が落ち込んでいる状態なのとは真逆で今波に乗っている人でした。相手の人が調子がいいことをやる前から知っていて、前のインタビューゲームで感じたように先に話す人の心持ちに引っぱられるだろうことから、ちょっとしたこじつけをして先に聞き手をやりました。その結果、聞き手だった時はやはり空気が重くなるようなことはありませんでした。ただ、相手の人の話の勢いが先行していて追いつけなくなりかけた時があったので、逆に聞き手がバランスを調整するいい方法も今後の課題として見つけたいなとも思いました。

 

 一方で、前回の話がバラバラになってしまったという反省から聞く方針を改めました。それは基本的に1つのコンテンツから探っていくということです。ただ、自分のした1つの質問に対して相手の人がいろんなことを話されたので結局幅広い話となってしまいました。ただ、このような時に散らばらないようにと話を途中で遮ってコントロールするのも違うような気がしています。そこに実は大切な部分があるかもしれないし。

 

 ただ、相手の人と自分の状態は真逆でしたが共通の感想で、自分の今の状態を確認することができたと実感できました。最初の方にも書いた通り自分は今回悩みを打ち明けることとなりました。僕がこのインタビューゲームに出会ってからずっと思い続けていることがあります。それは、学校での生徒の教育相談や保護者との面談の時にこのインタビューゲームのルールを活用することです。インタビューゲームは基本的に、

 

・聞き手はなんでも聞いていい

・話し手は話したくないことは話さなくてもいい

・話し手は訊かれていなくても話していい

 

と、この順番の3つのルールで作られています。特に2つ目のルールは話さない方向のルールですが、不思議なことに今回の自分にも当てはまるように普段言えないことを言えているのです。インタビューゲームが生む雰囲気はやはり特別であり、それを日常でも作り出したいなと思っています。