気分やさんの気ままなブログ

【まさかファシリテーションを理解できる作品だったとは】

 昨日に引き続き、もう1作先月に見ていた映画の感想を書こうと思います。

今回は少しだけネタバレを入れています。

大の「響け!ユーフォニアム」好きとしては待ちに待ってた作品でした。

今作は来年から開始予定のテレビアニメへの橋渡し的な位置づけであるといえるかと思います。

 

 ストーリーについても感想で書きたいことは多いですが、見終わってから余韻に浸りっていたらストーリー以外の感想も生まれてきたのでした。

それはこの作品が1種のファシリテーションを学ぶ教材になり得るのではないかということです。

この作品の前までにも主人公は人間関係の問題を解決したり部員の悩みを解消したりして、その主人公の名前から取って「黄前相談所」なんても呼ばれていました。

それがさらにレベルアップして、今回は演奏の上達で悩んでいる部員に対して観察力の高さから改善点を見つけて適切な声がけで助けているのです。

それからほかの子が建てつけの悪い窓を閉めるのに苦戦しているところをすんなりと閉めるところもあるのですが、ファシリテーターってこういった感受性があると思ったのです。

場づくりをしている人が作品を見られたなら理解できるのではないでしょうか。

 

 それにしても、満を持しての作品だったこともあってなのか、画やアニメーションに力が入っていたように思いました。

特に際立って明らかに力を入れていた部分もあり、誤解をおそれずに言うとこんなにもエロい描写をするような作品だったっけ?・・・とさえ思えます。

 

 今回の作品については原作ではどのように書かれているのかも気になったので小説も買ってみたいと思います。

そして来年のアニメが楽しみです。