【らくだプリント 小3-35(続き)】
数日前に上げた投稿と同じプリントでのことで、その時に書いたようにこのプリントはまとめとなっています。
このプリントの中には3個の数の足し算もあります。
普通に考えると2個の足し算より3個の足し算の方が複雑になって難しいかと思います。
ですが必ずしもそうとも限らないのかとやっていて思いました。
3個の足し算になると、繰り上がりが1だけでなく2である可能性も出てきます。
そこに複雑さが生じている要因でもあります。
ただ、「10」を作れると計算が楽になるもので、たとえば繰り上がりが2だとしたら8があれば合わせて「10」を作ることができます。
その可能性は、2個の足し算より3個の足し算の方が組み合わせる選択肢が多いので高いのです。
といっても必ず作れるとは限りませんが。
ですがこのプリントをやっているにあたっては多くの問題で「10」を作ることができました。
おそらくですが、多くの問題で繰り上がりの数と合わせて10を作るできるのは偶然ではなく、作った人が意図的に組み込んだのではないかと思います。
複雑なものほど難しくなりもしますが、工夫できることや考え方も多彩になっていて可能性も広がり、結果として学びがより深くなるのではないでしょうか。