【らくだプリント 小2-32~34(続き)】
最初に各段を習うところで読みが書いてありますが式は完成しておらず、自分で書くことで式が完成することになります。
この式を自分で書くということは大切な学習ではないかと思いました。
それは式の書き方もですし、ここの場合は式に沿って読むことを学習するという点でもです。
先の話で例えば中学で方程式を習いますが、よく見かけるのが方程式の誤った式の書き方です。
方程式は「〇〇=▢▢」という形の式が並ぶはずです。
ですが平気で「〇〇=▢▢=△△=◇◇=・・・」と書く子がよくいます。
このように書いてしまうのは、概念の理解もありますが、式の意識・観察が十分になされていないからではないでしょうか。
ただ書き写すと作業になっては意味が薄れてしまいますが、意識して式を真似して書けば、それは作業とはかけ離れた効果があることでしょう。